ヴォリアーモ（2017年生、母リビアーモ）
Voliamo
2017.05.15
ヴォリアーモ（2017年5月15日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「羽ばたこう(伊)」。毛色は鹿毛。種牡馬のルーラーシップ（当時10歳）と交配したリビアーモが13歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道安平町、生産者はノーザンファーム。主な勝ち鞍は2019年の2歳未勝利。
経歴
デビュー前
5歳のとき、吉田俊介から「ノーザンファームミックスセールサラブレッド繁殖牝馬」に上場され、YueshengZhangによって935万円で落札された。
サンデーサラブレッドクラブにて総額2,400万円（60万×40口）で一口馬主が募集された。
木村哲也厩舎（美浦）へ入厩。
2歳（2019年）
9月14日、デビュー戦は三浦皇成騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山芝1800m 曇/良）に出走。馬体重は460kg。11頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら2番手で通過。直線では伸びが続かず、3着に終わった。
11月10日、中7週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（東京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で三浦皇成騎手（1戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させてあっさりと抜け出し、最後は2着のチャムランテソーロに3馬身半の差をつけて未勝利勝ちを決めた。
3歳（2020年）
2月9日、約3か月の休み明けで迎えた3戦目は、C.ルメール騎手を鞍上に迎えて、3歳1勝クラスのゆりかもめ賞（東京芝2400m 晴/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では見事な伸び脚で驀進したが、勝ったリリーピュアハートにねじ伏せられて1馬身3/4差の2着に敗北した。
4月26日、約2か月半の間隔を開けて迎えた4戦目は、牝馬限定3歳G2のサンケイスポーツ賞フローラステークス（東京芝2000m 晴/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は三浦皇成騎手（2戦1勝）。17頭立ての8番人気で12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい10着に敗れた。
6月20日、中7週で迎えた5戦目は、牝馬限定の3歳以上1勝クラス（東京芝2000m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で三浦皇成騎手（3戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では末脚を伸ばせず10着に敗れた。
10月11日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた6戦目は、横山武史騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラスの松浜特別（新潟芝2000m 外回り 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではビュッと切れる脚で猛追したが、抜け出したルヴェルソーを差し切れず、1馬身1/4差の2着に敗北した。
12月20日、中9週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた7戦目は、津村明秀騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上1勝クラス（中京芝2000m 晴/良）に出走。18頭立ての3番人気に推されて15番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを12番手で通過。直線では末脚が振るわず14着に敗れた。
4歳（2021年）
3月21日、約3か月の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた8戦目は、池添謙一騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1勝クラス（中山芝2000m 雨/重）に出走。16頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを15番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず14着に敗れた。
5月15日、中7週で迎えた9戦目は、柴山雄一騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上1勝クラス（新潟芝2000m 外回り 晴/良）に出走。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず6着に敗れた。
7月31日、約2か月半の間隔を開けて迎えた10戦目は、大野拓弥騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラスの八甲田山特別（函館芝2600m 晴/良）に出走。14頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では天性の負けじ魂を発揮してゴールまで力闘し、3着に入り込んだ。
9月18日、中6週で迎えた11戦目は、3歳以上1勝クラス（中山芝2500m 雨/重）に出走。鞍上は横山武史騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで力走したが、4着に終わった。
11月6日、中6週で迎えた12戦目は、武藤雅騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（福島芝2600m 晴/良）に出走。16頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では鋭い脚を使えず11着に敗れた。
12月19日、中5週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた13戦目は、野中悠太郎騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（中山芝2500m 晴/良）に出走。13頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではいいところがなく5着に終わった。
5歳（2022年）
4月16日、約4か月の休養明けで迎えた14戦目は、4歳以上1勝クラス（中山芝2200m 外回り 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で野中悠太郎騎手（1戦0勝）。11頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は力尽きて10着に終わった。
2022年7月26日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。