ニシケンエントリー（1991年生、母ビッグエントリー）

ニシケンエントリー（1991年4月5日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のコインドシルバー（当時17歳）と交配したビッグエントリーが13歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は（有）ニシケンファーム。戦績は、中央平地18戦1勝2着3回、地方26戦1勝。主な勝ち鞍は1994年の4歳未勝利。

経歴

デビュー前

領家政蔵厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1993年）

6月13日、デビュー戦は的場均騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（札幌ダート1000m 曇/良）に出走。馬体重は452kg。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では脚が残っておらず8着に敗れた。

10月31日、約4か月半の休み明けで迎えた2戦目は、原田聖二騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都ダート1400m 晴/不良）に出走。11頭立ての3番人気で大外11番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚が止まってしまい8着に敗れた。

11月14日、中1週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（京都芝1400m 晴/重）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で原田聖二騎手（1戦0勝）。13頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、4着に入り込んだ。

11月28日、中1週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（京都芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で原田聖二騎手（2戦0勝）。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始3番手を追走。直線では余力が残っておらず8着に敗れた。

12月18日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた5戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で原田聖二騎手（3戦0勝）。11頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではいいところがなく5着に終わった。

12月26日、連闘で迎えた6戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で原田聖二騎手（4戦0勝）。12頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず5着に終わった。

3歳（1994年）

1月8日、中1週で迎えた7戦目は、4歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で原田聖二騎手（5戦0勝）。13頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では末脚に勢いがなく10着に終わった。

1月29日、中2週で迎えた8戦目は、田島信行騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（小倉芝1200m 雨/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではものすごい伸び脚で猛追したが、勝ったロングオーカンに詰め切れず、7馬身差の2着となった。

2月27日、中3週で迎えた9戦目は、4歳未勝利（小倉芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で田島信行騎手（1戦0勝）。13頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では末脚を伸ばせず7着に敗れた。

5月28日、約3か月の休み明けで迎えた10戦目は、宝来城多郎騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（阪神芝1600m 晴/良）に出走。14頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではキレのいい末脚を披露し、3着に入り込んだ。

6月11日、中1週で迎えた11戦目は、四位洋文騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（阪神芝1400m 晴/良）に出走。18頭立ての2番人気に推されて13番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では別次元の末脚を弾けさせて先頭をうかがい、最後は2着のコスタブランカをアタマ差振り切って待望の初白星を挙げた。

6月18日、連闘で迎えた12戦目は、4歳500万下のマカオ・ジョッキークラブ・トロフィー（中京芝1800m 小雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で四位洋文騎手（1戦1勝）。12頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり3位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず7着に終わった。

7月2日、中1週で迎えた13戦目は、4歳500万下（中京芝1700m 晴/良）に出走。鞍上は宝来城多郎騎手（1戦0勝）。14頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では持ち前のしぶとさで最後まで脚を伸ばしたが、伸びてきたミルフォードラーク決め手に屈してアタマ差の2着となった。

7月17日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた14戦目は、4歳以上500万下の由布院特別（小倉芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で宝来城多郎騎手（2戦0勝）。9頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。最後は垂れてしまい9着に終わった。

8月6日、中2週で迎えた15戦目は、幸英明騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（小倉芝1800m 晴/良）に出走。14頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい7着に敗れた。

8月21日、中1週で迎えた16戦目は、4歳以上500万下の国東特別（小倉芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は宝来城多郎騎手（3戦0勝）。10頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり8着に終わった。

9月10日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた17戦目は、4歳以上500万下（中京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は四位洋文騎手（2戦1勝）。16頭立ての14番人気で1番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では逸出した伸び脚で追い上げたが、勝ったユウキサンサンに詰め切れず、2馬身半差の2着となった。

9月25日、中1週で迎えた18戦目は、4歳以上500万下（中京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で四位洋文騎手（3戦1勝）。14頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では決め手が足りず9着に敗れた。

4歳（1995年）

1月28日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた19戦目は、竹崎大祐騎手を鞍上に迎えて、一般C2-3（高知ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。5着に敗れた。

2月6日、連闘で迎えた20戦目は、一般C2-3（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で竹崎大祐騎手（1戦0勝）。8頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。3着を確保した。

3月20日、中5週で迎えた21戦目は、一般C2-3（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で竹崎大祐騎手（2戦0勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。4着に敗れた。

4月22日、中4週で迎えた22戦目は、田中守騎手を鞍上に迎えて、一般C1-4（高知ダート1400m 曇/不良）に出走。9頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。5着に敗れた。

5月5日、中1週で迎えた23戦目は、一般C1-4（高知ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で田中守騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。5着に敗れた。

5月28日、中2週で迎えた24戦目は、一般C1-3（高知ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で田中守騎手（2戦0勝）。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。3着に終わった。

6月18日、中2週で迎えた25戦目は、一般C2-2（高知ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で田中守騎手（3戦0勝）。7頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。最後は、2着のガクエントッパーに1馬身の差をつけて制した。

6月27日、連闘で迎えた26戦目は、一般C1-3（高知ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で田中守騎手（4戦1勝）。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。4着に敗れた。

7月24日、中3週で迎えた27戦目は、潮騒特別（高知ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で田中守騎手（5戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。8着に敗れた。

8月15日、中2週で迎えた28戦目は、一般C1-1（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で田中守騎手（6戦1勝）。9頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。8着に終わった。

9月24日、中5週で迎えた29戦目は、一般C1-2（高知ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は8戦連続で田中守騎手（7戦1勝）。9頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。7着に終わった。

10月14日、中2週で迎えた30戦目は、赤岡修次騎手を鞍上に迎えて、一般C1-3（高知ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。9着に敗れた。

11月4日、中2週で迎えた31戦目は、一般C1-2（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で赤岡修次騎手（1戦0勝）。9頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。7着に終わった。

11月26日、中2週で迎えた32戦目は、倉兼育康騎手を鞍上に迎えて、一般C1-4（高知ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。9着に終わった。

12月9日、中1週で迎えた33戦目は、一般C1-4（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は田中守騎手（8戦1勝）。9頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。7着に終わった。

5歳（1996年）

1月7日、中3週で迎えた34戦目は、一般C1-2（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田中守騎手（9戦1勝）。9頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。8着に終わった。

1月16日、連闘で迎えた35戦目は、中越豊光騎手を鞍上に迎えて、愛媛県いしづち特別（高知ダート1400m 晴/重）に出走。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。9着に敗れた。

1月31日、中1週で迎えた36戦目は、樹氷特別（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は倉兼育康騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。6着に敗れた。

2月15日、中1週で迎えた37戦目は、一般C1-2（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は中越豊光騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。5着に敗れた。

3月10日、中2週で迎えた38戦目は、佐々木竹見騎手を鞍上に迎えて、一般C1-2（高知ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。7着に敗れた。

3月29日、中2週で迎えた39戦目は、一般C1-2（高知ダート1400m 小雨/重）に出走。鞍上は中越豊光騎手（2戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。3着に終わった。

4月20日、中2週で迎えた40戦目は、一般C1-2（高知ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は赤岡修次騎手（2戦0勝）。9頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。7着に終わった。

4月29日、連闘で迎えた41戦目は、一般C1-2（高知ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は田中守騎手（10戦1勝）。9頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。8着に終わった。

5月25日、中3週で迎えた42戦目は、一般C1-3（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田中守騎手（11戦1勝）。8頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。7着に終わった。

6月3日、連闘で迎えた43戦目は、西内忍騎手を鞍上に迎えて、一般C1-3（高知ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての6番人気で大外9番ゲートからスタート。5着に終わった。

6月22日、中2週で迎えた44戦目は、一般C1-4（高知ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は田中守騎手（12戦1勝）。8頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。8着に終わった。