アローテンビー（2003年生、母キタノテイフアニー）

経歴

デビュー前

1歳のとき、上野正恵から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」と「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場されたがいずれも主取りとなった。

2歳（2005年）

9月30日、デビュー戦は関本秀幸騎手を鞍上に据えて、2歳（浦和ダート800m 晴/良）に出走。馬体重は444kg。7頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位には届かず3着に敗れた。

10月18日、中2週で迎えた2戦目は、2歳（浦和ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で関本秀幸騎手（1戦0勝）。6頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、平均的なペースで一団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るサクラエブロスを半馬身差し切って初白星を挙げた。

11月28日、中5週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた3戦目は、2歳（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で関本秀幸騎手（2戦1勝）。12頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり10着に終わった。

12月12日、中1週で迎えた4戦目は、2歳（船橋ダート1400m 内回り晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で関本秀幸騎手（3戦1勝）。12頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず9着に終わった。

12月19日、連闘で迎えた5戦目は、2歳（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で関本秀幸騎手（4戦1勝）。12頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では決め手に欠いて7着に終わった。

3歳（2006年）

1月3日、中1週で迎えた6戦目は、3歳（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で関本秀幸騎手（5戦1勝）。10頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では全く伸びず9着に終わった。

2月6日、中4週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた7戦目は、石崎隆之騎手を鞍上に迎えて、3歳（浦和ダート1400m 曇/稍重）に出走。7頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く3着に終わった。

3月6日、中3週で迎えた8戦目は、3歳（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で石崎隆之騎手（1戦0勝）。9頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

4月24日、中6週で迎えた9戦目は、3歳（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で石崎隆之騎手（2戦0勝）。11頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず6着に敗れた。

5月29日、中4週で馬体重を前走から19kg減らして迎えた10戦目は、林幻騎手を鞍上に迎えて、3歳（浦和ダート1400m 晴/重）に出走。10頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず4着に終わった。

6月21日、中2週で馬体重を前走から10kg戻して迎えた11戦目は、見沢譲治騎手を鞍上に迎えて、3歳（浦和ダート1400m 曇/稍重）に出走。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線に入ると、前で粘るショウリノゴエンを次元の違う末脚で交わし去り、最後は3馬身の差をつけて2勝目を獲得した。

10月9日、約3か月半の休養明けで迎えた12戦目は、3歳（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で見沢譲治騎手（1戦1勝）。9頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず7着に終わった。

10月23日、中1週で迎えた13戦目は、3歳戦の金木犀特別（船橋ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で見沢譲治騎手（2戦1勝）。13頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず10着に終わった。

11月20日、中3週で迎えた14戦目は、3歳（浦和ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で見沢譲治騎手（3戦1勝）。9頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では見せ場を作れず5着に終わった。

12月18日、中3週で迎えた15戦目は、3歳（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で見沢譲治騎手（4戦1勝）。11頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張り、4着に入り込んだ。

4歳（2007年）

1月3日、中1週で迎えた16戦目は、一般C2八九十（川崎ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は石崎隆之騎手（3戦0勝）。12頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では上がり3位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず5着に終わった。

1月16日、中1週で迎えた17戦目は、一般C2七八（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で石崎隆之騎手（4戦0勝）。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では見せ場を作れず5着に敗れた。

2月14日、中3週で迎えた18戦目は、一般C2八九十（浦和ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で石崎隆之騎手（5戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったテラノシンゴンに詰め切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

2月28日、中1週で迎えた19戦目は、高橋哲也騎手を鞍上に迎えて、一般C2六七八（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。13頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず9着に終わった。

3月21日、中2週で迎えた20戦目は、佐藤祐樹騎手を鞍上に迎えて、一般C2四五（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では決め手に欠いて5着に敗れた。

4月10日、中2週で迎えた21戦目は、一般C2五六（川崎ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤祐樹騎手（1戦0勝）。12頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず9着に終わった。

4月24日、中1週で迎えた22戦目は、一般C2四五（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で佐藤祐樹騎手（2戦0勝）。10頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず7着に終わった。

5月29日、中4週で迎えた23戦目は、一般C2三四（浦和ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で佐藤祐樹騎手（3戦0勝）。11頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず5着に終わった。

6月22日、中2週で迎えた24戦目は、楽天競馬全国制覇賞（浦和ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は5戦連続で佐藤祐樹騎手（4戦0勝）。11頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では天性の負けじ魂を発揮してゴールまで力闘し、4着に入り込んだ。

7月10日、中2週で迎えた25戦目は、一般C2六七（大井ダート1600m 内回り雨/良）に出走。鞍上は6戦連続で佐藤祐樹騎手（5戦0勝）。13頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では見せ場なく11着に終わった。

8月2日、中2週で迎えた26戦目は、一般C2六七（大井ダート1500m 内回り晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で佐藤祐樹騎手（6戦0勝）。14頭立ての14番人気で8番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを14番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず13着に終わった。

8月24日、中2週で迎えた27戦目は、一般C2三（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は高橋哲也騎手（1戦0勝）。12頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず8着に終わった。

9月11日、中2週で迎えた28戦目は、埼玉の梨彩玉賞（浦和ダート1600m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で高橋哲也騎手（2戦0勝）。11頭立ての11番人気で大外11番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では決め手に欠いて8着に終わった。

5歳（2008年）

1月10日、約4か月の休み明けで迎えた29戦目は、張田京騎手を鞍上に迎えて、一般C3二ア（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。9頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く8着に終わった。

1月24日、中1週で迎えた30戦目は、一般C3四五六（浦和ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は高橋哲也騎手（3戦0勝）。9頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では鮮烈な末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のウキウキヨークンに2馬身の差をつけて久方ぶりに美酒を浴びた。

2月15日、中2週で迎えた31戦目は、一般C3一二（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で高橋哲也騎手（4戦1勝）。12頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず7着に敗れた。

3月21日、中4週で迎えた32戦目は、一般C3一二（浦和ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で高橋哲也騎手（5戦1勝）。12頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では驚異的な末脚を弾けさせて、最後は2着のオートボンバーを3/4馬身振り切って4勝目を掴み取った。

5月1日、中5週で迎えた33戦目は、一般C2 11（浦和ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で高橋哲也騎手（6戦2勝）。12頭立ての7番人気で大外12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では末脚が振るわず5着に終わった。

5月8日、連闘で迎えた34戦目は、一般C2六アイ（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で高橋哲也騎手（7戦2勝）。12頭立ての11番人気で大外12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では見せ場なく9着に終わった。

5月29日、中2週で迎えた35戦目は、トワイライトデネブ賞（浦和ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は6戦連続で高橋哲也騎手（8戦2勝）。12頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず8着に終わった。

7月25日、中7週で迎えた36戦目は、一般C3一二（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で高橋哲也騎手（9戦2勝）。12頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では物凄い伸び脚で追い上げたが、勝ったミスピルサドに詰め切れず、4馬身差の2着となった。

8月26日、中4週で迎えた37戦目は、トワイライト・ファイナル賞1（浦和ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は8戦連続で高橋哲也騎手（10戦2勝）。11頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず9着に終わった。

6歳（2009年）

1月13日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走から13kg増やして迎えた38戦目は、一般C3八九（浦和ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で高橋哲也騎手（11戦2勝）。12頭立ての11番人気で大外12番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では末脚が冴えず9着に終わった。

1月29日、中1週で迎えた39戦目は、一般C3四五（川崎ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で高橋哲也騎手（12戦2勝）。14頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では天資の闘志でゴールまで力戦し、5着に入り込んだ。

2月11日、中1週で迎えた40戦目は、一般C3六七八（浦和ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は11戦連続で高橋哲也騎手（13戦2勝）。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず6着に敗れた。