トミノラブラドール（1997年生、母ジョリフィーユ）

トミノラブラドール（1997年4月15日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のハンティングホーク（当時7歳）と交配したジョリフィーユが6歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は富岡廣光。戦績は、中央平地1戦1勝、地方15戦1勝2着2回。1999年のサマーチャレンジ3で2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

1歳のとき、富岡喜平から「北海道8月市場サラブレッド2歳」と「北海道10月市場サラブレッド2歳」に上場されたがいずれも主取りとなった。

堂山芳則厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（1999年）

4月27日、デビュー戦は国信満騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（門別ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は410kg。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったサンケンマックスから3馬身差の2着に敗北した。

5月3日、連闘で迎えた2戦目は、2歳戦のフレッシュチャレンジ（門別ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で国信満騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のマイシャウに8馬身の差をつけて初白星を挙げた。

7月1日、中7週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた3戦目は、星野純一騎手を鞍上に迎えて、2歳地方重賞の栄冠賞（旭川ダート1000m 曇/重）に出走。14頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。10着に終わった。

7月14日、中1週で迎えた4戦目は、2歳オープンのサマーチャレンジ1（旭川ダート1000m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で星野純一騎手（1戦0勝）。11頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。9着に敗れた。

7月28日、中1週で迎えた5戦目は、2歳オープンのサマーチャレンジ3（旭川ダート1000m 雨/稍重）に出走。鞍上は国信満騎手（2戦1勝）。11頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったダイコーフクキタルから4馬身差の2着となった。

8月21日、中2週で迎えた6戦目は、3歳500万下（札幌芝1200m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で国信満騎手（3戦1勝）。15頭立ての10番人気で大外15番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では豪快な末脚を爆発させて先頭に立ち、最後は2着のエイガリュウセイを半馬身振り切って2勝目を手に入れた。

3歳（2000年）

5月3日、約8か月半の休養明けで馬体重を前走から20kg増やして迎えた7戦目は、3歳オープンの若緑特別（札幌(地)ダート1700m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で国信満騎手（4戦2勝）。11頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。9着に敗れた。

5月17日、中1週で馬体重を前走から12kg絞って迎えた8戦目は、渋谷裕喜騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の旭山記念公園特別（札幌(地)ダート1000m 晴/良）に出走。11頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。11着に敗れた。

10月25日、約5か月半の休み明けで馬体重を前走から16kg戻して迎えた9戦目は、一般D3（門別ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は国信満騎手（5戦2勝）。14頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。8着に敗れた。

11月8日、中1週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた10戦目は、一般D3（門別ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で国信満騎手（6戦2勝）。10頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。9着に敗れた。

11月22日、中1週で迎えた11戦目は、一般D3（門別ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で国信満騎手（7戦2勝）。12頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。12着に敗れた。

12月31日、中5週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた12戦目は、見沢譲治騎手を鞍上に迎えて、一般C1二ア（浦和ダート1600m 曇/良）に出走。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

4歳（2001年）

1月23日、中2週で迎えた13戦目は、一般C1二（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で見沢譲治騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

2月22日、中3週で迎えた14戦目は、一般C1二（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で見沢譲治騎手（2戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず4着に敗れた。

3月21日、中3週で迎えた15戦目は、一般C1二（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で見沢譲治騎手（3戦0勝）。11頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では見せ場を作れず6着に終わった。

4月11日、中2週で迎えた16戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、八丁湖特別（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。8頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では全く伸びず6着に敗れた。