ミヤノテンバ（1996年生、母ヒメリンドウ）

1996.03.20

ミヤノテンバ（1996年3月20日）は、日本の競走馬。牝馬。品種はアングロアラブで、毛色は栗毛。種牡馬のミスタージヨージ（当時14歳）と交配したヒメリンドウが18歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は田湯 久義。戦績は、地方13戦2勝2着1回。主な勝ち鞍は1998年のアラ系3歳。

経歴

デビュー前

大島静夫厩舎（佐賀）へ入厩。

2歳（1998年）

7月13日、デビュー戦は川野幸治騎手を鞍上に据えて、アラ系3歳（佐賀ダート900m 曇/稍重）に出走。馬体重は450kg。7頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のラテンに1馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

8月2日、中2週で迎えた2戦目は、アラ系3歳（佐賀ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で川野幸治騎手（1戦1勝）。7頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず7着に終わった。

9月5日、中4週で迎えた3戦目は、アラ系3歳（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で川野幸治騎手（2戦1勝）。7頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。ハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ミリオンエミーに交わされて4馬身差の2着となった。

9月20日、中1週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた4戦目は、2歳戦の脊振賞（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で川野幸治騎手（3戦1勝）。8頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には食い込めず8着に終わった。

10月26日、中4週で馬体重を前走から16kg戻して迎えた5戦目は、アラ系3歳（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で川野幸治騎手（4戦1勝）。10頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず9着に終わった。

11月8日、中1週で馬体重を前走から9kg絞って迎えた6戦目は、新原健伸騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではいい脚を見せられず5着に敗れた。

11月23日、中1週で迎えた7戦目は、真島正徳騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では見せ場を作れず10着に敗れた。

12月6日、中1週で迎えた8戦目は、アラ系3歳（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で真島正徳騎手（1戦0勝）。9頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず4着に終わった。

12月27日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた9戦目は、アラ系3歳（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で真島正徳騎手（2戦0勝）。10頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず7着に終わった。

3歳（1999年）

1月9日、中1週で迎えた10戦目は、アラ系4歳（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で真島正徳騎手（3戦0勝）。11頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では全く伸びず7着に終わった。

1月25日、中1週で迎えた11戦目は、アラ系4歳（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は川野幸治騎手（5戦1勝）。10頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず8着に終わった。

2月8日、中1週で迎えた12戦目は、アラ系4歳（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は真島正徳騎手（4戦0勝）。9頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。果敢に端をきり、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着を確保した。

2月22日、中1週で迎えた13戦目は、アラ系4歳（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で真島正徳騎手（5戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて先頭をうかがい、最後は2着のハイエストグリーンをクビ差振り切って2勝目を収める