ユウキヒャクバイ（2021年生、母コズミックフレイム）

ユウキヒャクバイ（2021年4月6日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「勇気百倍。勇ましく強い心を100倍持っている」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のアドマイヤムーン（当時18歳）と交配したコズミックフレイムが12歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者はダーレー・ジャパン・ファーム有限会社。

経歴

デビュー前

1歳のとき、ダーレー・ジャパン・ファームから「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場され、ネクストレンドによって770万円で落札された。

加藤和宏厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2023年）

11月26日、デビュー戦は原優介騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京ダート1600m 曇/良）に出走。馬体重は526kg。16頭立ての13番人気で9番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず12着に終わった。

3歳（2024年）

3月24日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から22kg減らして迎えた2戦目は、水沼元輝騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1800m 曇/良）に出走。16頭立ての15番人気で12番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。最後はガス欠状態になり12着に終わった。

4月20日、中3週で迎えた3戦目は、杉原誠人騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京芝1600m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。18頭立ての16番人気で大外18番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では切れる脚を使えず8着に終わった。

5月11日、中2週で迎えた4戦目は、大野拓弥騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京芝2000m 晴/良）に出走。17頭立ての14番人気で9番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、超スローペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力闘し、6着を確保した。

6月9日、中3週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（東京芝1600m 曇/良）に出走。鞍上は原優介騎手（1戦0勝）。18頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では全く伸びず8着に敗れた。

7月6日、中3週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（福島ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は杉原誠人騎手（1戦0勝）。15頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では末脚がパッとせず9着に終わった。

8月11日、中4週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（新潟芝1800m 外回り晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で杉原誠人騎手（2戦0勝）。18頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では天性の敢闘精神でゴールまで力闘し、3着を確保した。

9月1日、中2週で迎えた8戦目は、大江原比呂騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝2200m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。18頭立ての10番人気で13番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、リードを2馬身以上確保して、若干遅いペースでレースを進める。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では余力が残っておらず11着に終わった。

11月12日、中9週で迎えた9戦目は、今野忠成騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の四十雀賞（川崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい5着に敗れた。