ハードマイキック（1988年生、母サンエイティ）

ハードマイキック（1988年6月7日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のハードツービート（当時19歳）と交配したサンエイティが12歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（有）三好牧場。戦績は、中央平地16戦1勝2着2回、地方23戦1勝。主な勝ち鞍は1991年の4歳未勝利。

経歴

デビュー前

野平祐二厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（1990年）

11月11日、デビュー戦は岡山定夫騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（東京芝1800m 晴/良）に出走。馬体重は446kg。5頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。逃げを打ち、緩やかなペースでレースを進める。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く4着に終わった。

11月24日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた2戦目は、3歳新馬（東京ダート1600m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で岡山定夫騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始5番手を追走。最後は力尽きて9着に敗れた。

12月16日、中2週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（中山芝1200m 外回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で岡山定夫騎手（2戦0勝）。11頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の忍耐力で最後まで踏ん張ったが、勝ったアルハンブラハイにねじ伏せられて4馬身差の2着となった。

3歳（1991年）

1月15日、中3週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で岡山定夫騎手（3戦0勝）。8頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。激烈なハイペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では脚を伸ばせず5着に敗れた。

2月3日、中2週で迎えた5戦目は、関野弘行騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（小倉芝1800m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。13頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。端を取り切り、ややスローペースでレースを引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では伸びが劣勢になり6着に敗れた。

2月17日、中1週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（小倉芝1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で関野弘行騎手（1戦0勝）。15頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では迫力十分の伸びを見せたが、伸びてきたオースミローズ決め手に屈してクビ差の2着に甘んじた。

3月3日、中1週で迎えた7戦目は、4歳未勝利（小倉芝1000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で関野弘行騎手（2戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、ややハイペースでレースを牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では息長く末脚を伸ばして、最後は2着のプリティファンシーに3馬身の差をつけて初白星を挙げた。

4月6日、中4週で迎えた8戦目は、4歳500万下（中山芝1200m 外回り晴/良）に出走。鞍上は岡山定夫騎手（4戦0勝）。9頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では余力が残っておらず8着に終わった。

5月4日、中3週で迎えた9戦目は、高橋明騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下（東京芝1400m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。14頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では伸びあぐねて12着に終わった。

6月2日、中3週で迎えた10戦目は、4歳500万下（東京芝1400m 小雨/稍重）に出走。鞍上は岡山定夫騎手（5戦0勝）。13頭立ての13番人気で11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が衰えて13着に終わった。

6月23日、中2週で迎えた11戦目は、4歳500万下（福島芝1200m 小雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で岡山定夫騎手（6戦0勝）。8頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、馬場の外目を回って4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。最後は減速してしまい6着に終わった。

7月6日、中1週で迎えた12戦目は、4歳500万下（福島芝1000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で岡山定夫騎手（7戦0勝）。13頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではいい脚を見せられず11着に敗れた。

7月21日、中1週で迎えた13戦目は、4歳以上500万下（新潟芝1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で岡山定夫騎手（8戦0勝）。10頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では目立つような脚を使えず6着に終わった。

8月4日、中1週で迎えた14戦目は、4歳以上500万下（新潟芝1200m 小雨/重）に出走。鞍上は5戦連続で岡山定夫騎手（9戦0勝）。12頭立ての8番人気で大外12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では伸びを欠き10着に終わった。

9月7日、中4週で迎えた15戦目は、4歳以上500万下（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で岡山定夫騎手（10戦0勝）。14頭立ての13番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。最後は脚勢が衰えて10着に終わった。

9月21日、中1週で迎えた16戦目は、水野貴広騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中山芝1200m 外回り小雨/重）に52kgの軽斤量で出走。13頭立ての10番人気で12番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位争いには絡めず7着に終わった。

4歳（1992年）

7月18日、約10か月の休み明けで馬体重を前走から28kg増やして迎えた17戦目は、小野三夫騎手を鞍上に迎えて、サギソウ特別（足利ダート1700m 曇/不良）に出走。9頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。9着に終わった。

8月21日、中4週で迎えた18戦目は、日下部一二三騎手を鞍上に迎えて、矢場川特別（足利ダート1400m 曇/良）に出走。7頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。7着に終わった。

9月10日、中2週で迎えた19戦目は、しらさぎ特別（足利ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で日下部一二三騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。9着に終わった。

10月4日、中2週で迎えた20戦目は、一般A2 B1（足利ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で日下部一二三騎手（2戦0勝）。8頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。5着に終わった。

10月18日、中1週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた21戦目は、岡田康志騎手を鞍上に迎えて、一般A2 B1（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。10頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。9着に終わった。

11月3日、中1週で迎えた22戦目は、一般A2 B1（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岡田康志騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。競走中止となった。

11月11日、連闘で迎えた23戦目は、せんげん山特別（足利ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で岡田康志騎手（2戦0勝）。8頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。8着に終わった。

12月18日、中4週で迎えた24戦目は、一般A2 B1（足利ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で岡田康志騎手（3戦0勝）。10頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。10着に終わった。

5歳（1993年）

1月9日、中2週で迎えた25戦目は、一般A2（宇都宮ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で岡田康志騎手（4戦0勝）。10頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。最後は、2着のグリーンベールをクビ差制して久方ぶりに勝ち星を挙げた。

1月22日、中1週で迎えた26戦目は、まつゆき草特別（宇都宮ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は小野三夫騎手（1戦0勝）。11頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。10着に終わった。

2月11日、中2週で迎えた27戦目は、一般A2（足利ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は岡田康志騎手（5戦1勝）。8頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。7着に終わった。

2月23日、中1週で迎えた28戦目は、寒桜特別（宇都宮ダート1900m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で岡田康志騎手（6戦1勝）。11頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。10着に終わった。

3月5日、中0週で迎えた29戦目は、ふきのとう特別（宇都宮ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で岡田康志騎手（7戦1勝）。10頭立ての9番人気で大外10番ゲートからスタート。3着を確保した。

3月19日、中1週で迎えた30戦目は、こぶし特別（宇都宮ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で岡田康志騎手（8戦1勝）。12頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。11着に終わった。

4月5日、中1週で迎えた31戦目は、とき草特別（宇都宮ダート1900m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で岡田康志騎手（9戦1勝）。11頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。3着を確保した。

4月19日、中1週で迎えた32戦目は、ライラック特別（宇都宮ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で岡田康志騎手（10戦1勝）。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。9着に敗れた。

5月15日、中3週で迎えた33戦目は、一般A2（足利ダート1700m 晴/不良）に出走。鞍上は7戦連続で岡田康志騎手（11戦1勝）。8頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。7着に終わった。

5月29日、中1週で迎えた34戦目は、一般A2（足利ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で岡田康志騎手（12戦1勝）。8頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。7着に終わった。

6月8日、中0週で迎えた35戦目は、山百合特別（宇都宮ダート1900m 曇/重）に出走。鞍上は9戦連続で岡田康志騎手（13戦1勝）。7頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。5着に終わった。

6月19日、中1週で迎えた36戦目は、一般A2（足利ダート1700m 雨/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で岡田康志騎手（14戦1勝）。7頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。7着に終わった。

7月25日、中4週で迎えた37戦目は、蛯名民男騎手を鞍上に迎えて、袋川特別（足利ダート1700m 曇/不良）に出走。8頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。8着に終わった。

8月10日、中1週で迎えた38戦目は、銀河特別（宇都宮ダート1500m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で蛯名民男騎手（1戦0勝）。10頭立ての10番人気で大外10番ゲートからスタート。9着に終わった。

10月3日、中7週で迎えた39戦目は、一般A2 B1（宇都宮ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で蛯名民男騎手（2戦0勝）。10頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。10着に終わった。