ペイザファースト（1992年生、母フェザーカット）

Pay the First

1992.04.04

ペイザファースト（1992年4月4日）は、日本の競走馬。毛色は栗毛。種牡馬のペイザバトラー（当時8歳）と交配したフェザーカットが8歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）ナカノファーム。戦績は、中央平地5戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は1995年の4歳未勝利。

経歴

デビュー前

坂田正行厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1995年）

4月22日、デビュー戦は村本善之騎手を鞍上に据えて、4歳未勝利（京都芝1400m 小雨/良）に出走。馬体重は432kg。18頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では閃光のような末脚を発揮し、3着に入った。

5月13日、中2週で迎えた2戦目は、4歳未勝利（京都芝2200m 外回り 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で村本善之騎手（1戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、16番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを9番手で通過。直線では目覚ましい伸び脚で追い上げたが、抜け出したマックスミラーを差し切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

5月28日、中1週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（中京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で村本善之騎手（2戦0勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず4着に敗れた。

6月4日、連闘で迎えた4戦目は、4歳未勝利（京都芝1800m 外回り 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で村本善之騎手（3戦0勝）。13頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では異次元の末脚を弾けさせて楽々と抜け出し、最後は2着のハニーアイミスユーに3馬身の差をつけて初白星を挙げた。

4歳（1996年）

7月6日、約13か月半の休養明けで迎えた5戦目は、5歳以上500万下（阪神芝1600m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で村本善之騎手（4戦1勝）。15頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。