フラダリ（2014年生、母ミヤビリリー）

経歴

デビュー前

1歳のとき、中田英樹から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、上田江吏子によって270万円で落札された。2歳のとき、山口ステーブルから「北海道トレーニングセールサラブレッド2歳」に上場されたが主取りとなった。

2歳（2016年）

7月19日、デビュー戦は左海誠二騎手を鞍上に据えて、2歳戦のドリームチャレンジ（浦和ダート800m 晴/稍重）に出走。馬体重は426kg。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり6着に敗れた。

8月11日、中2週で迎えた2戦目は、赤岡修次騎手を鞍上に迎えて、2歳（浦和ダート1300m 晴/良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では伸びが鈍く8着に敗れた。

8月26日、中1週で迎えた3戦目は、張田昂騎手を鞍上に迎えて、2歳（浦和ダート1300m 晴/稍重）に出走。11頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では見せ場なく8着に敗れた。

9月16日、中2週で迎えた4戦目は、2歳（浦和ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で張田昂騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では忍耐力が光る走りを見せたが、抜け出したオオイハピネスに半馬身届かず2着に敗北した。

10月4日、中2週で迎えた5戦目は、保園翔也騎手を鞍上に迎えて、2歳（川崎ダート1400m 晴/稍重）に出走。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。主導権を奪い、平均的なペースで一団を牽引。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では脚が上がってしまい8着に敗れた。

10月20日、中1週で迎えた6戦目は、2歳（浦和ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で保園翔也騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のプティフーレに2馬身の差をつけて初白星を挙げた。

3歳（2017年）

3月29日、約5か月半の休み明けで馬体重を前走から15kg増やして迎えた7戦目は、3歳（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で保園翔也騎手（2戦1勝）。12頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚にキレが無く6着に敗れた。

4月4日、連闘で迎えた8戦目は、3歳（川崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で保園翔也騎手（3戦1勝）。8頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。逃げを打ち、緩やかなペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では末脚が続かず、3着に終わった。

4月25日、中2週で迎えた9戦目は、3歳（浦和ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で保園翔也騎手（4戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、平均ペースで馬群を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では終いの伸びを欠き、3着に終わった。

5月30日、中4週で迎えた10戦目は、3歳（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で保園翔也騎手（5戦1勝）。12頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち味の豊富なスタミナで最後まで奮闘したが、勝ったケイティーエイコウに詰め切れず、6馬身差の2着となった。

6月19日、中2週で迎えた11戦目は、3歳（船橋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は左海誠二騎手（1戦0勝）。4頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、スローペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は失速してしまい3着に敗れた。

8月17日、中7週で迎えた12戦目は、3歳戦のSPAT4プレミアムポイント賞in浦和（浦和ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は保園翔也騎手（6戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びを欠き7着に敗れた。

9月1日、中1週で迎えた13戦目は、坂井英光騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の有りの実特別（船橋ダート1600m 曇/稍重）に出走。13頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、ユッタリとしたペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚色が鈍り6着に敗れた。

9月19日、中2週で迎えた14戦目は、笹川翼騎手を鞍上に迎えて、3歳（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。7頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、厳しいペースで馬群を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを3番手で通過。直線では伸びあぐねて5着に敗れた。

10月17日、中3週で迎えた15戦目は、的場文男騎手を鞍上に迎えて、宮代巨峰賞（浦和ダート1400m 曇/不良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のオーキッドメモリーに2馬身半の差をつけて2勝目を手に入れた。

11月21日、中4週で迎えた16戦目は、冬菊特別（浦和ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で的場文男騎手（1戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るトサノナデシコを鬼脚で交わし去り、最後は3馬身の差をつけて3勝目を獲得した。

12月19日、中3週で迎えた17戦目は、ディセンバー特別（浦和ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で的場文男騎手（2戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では僅かずつ前との差を詰めて、最後は2着のアズマタイムズを3/4馬身振り切って下馬評通りの実力を証明した。

4歳（2018年）

2月14日、中7週で迎えた18戦目は、バレンタイン特別（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で的場文男騎手（3戦3勝）。12頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚にキレが無く5着に敗れた。

4月23日、中9週で迎えた19戦目は、芝桜特別（浦和ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で的場文男騎手（4戦3勝）。11頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、ややスローペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では別次元の末脚を爆発させて突き抜け、最後は2着のファビンに5馬身の差をつけて制した。

5月31日、中4週で迎えた20戦目は、マルチステッキ特別（浦和ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で的場文男騎手（5戦4勝）。12頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力戦したが、3着に終わった。

7月18日、中6週で迎えた21戦目は、ハンデ戦の武甲山特別（浦和ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で的場文男騎手（6戦4勝）。11頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では長くいい脚を使ってゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

8月6日、中2週で迎えた22戦目は、ハンデ戦の涼風特別（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で的場文男騎手（7戦4勝）。12頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では目立つような脚を使えず7着に敗れた。

9月24日、中6週で迎えた23戦目は、キングハイセイコー特別（浦和ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で的場文男騎手（8戦4勝）。12頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では一歩一歩確実に終いの脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のアルゴノートに2馬身の差をつけて6勝目を奪取した。