エリモタフネス（2010年生、母レッドバラード）

エリモタフネス（2010年3月15日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋粘り強さ」。毛色は青鹿毛。種牡馬のサクラバクシンオー（当時21歳）と交配したレッドバラードが8歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道幌泉郡えりも町、生産者は（有）エクセルマネジメント。戦績は、中央平地12戦1勝2着1回、中央障害1戦0勝。主な勝ち鞍は2013年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

坂口正則厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2013年）

2月9日、デビュー戦は川田将雅騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（京都ダート1200m 晴/稍重）に出走。馬体重は486kg。16頭立ての2番人気に推されて14番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではシャープな伸び脚で追い上げたが、勝ったエイシンテキサスに詰め切れず、5馬身差の2着に敗北した。

3月16日、中4週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で川田将雅騎手（1戦0勝）。15頭立ての4番人気で13番ゲートからスタート。先手を奪い、若干速いペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では最後まで息が続かず7着に敗れた。

4月13日、中3週で迎えた3戦目は、津村明秀騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島ダート1150m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての3番人気に推されて15番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、後続との差を2馬身以上確保して、些か速いペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではあとひと押しが足りず、4着に終わった。

5月4日、中2週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で津村明秀騎手（1戦0勝）。14頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では余力が残っておらず12着に敗れた。

6月22日、中6週で迎えた5戦目は、太宰啓介騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1200m 曇/不良）に出走。16頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。ハナを取り切り、ややハイペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では不屈の闘志でバテることなく粘り続けて、最後は2着のゴッドドリームに1馬身1/4の差をつけて初白星を挙げた。

8月18日、中7週で迎えた6戦目は、3歳以上500万下（小倉ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で太宰啓介騎手（1戦1勝）。14頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。先手を取り、少し速いペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では天性のガッツでゴールまで力闘し、3着に入った。

8月25日、連闘で迎えた7戦目は、3歳以上500万下（小倉ダート1000m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で太宰啓介騎手（2戦1勝）。14頭立ての3番人気に推されて大外14番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では余力が残っておらず11着に敗れた。

9月14日、中2週で迎えた8戦目は、3歳以上500万下（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で太宰啓介騎手（3戦1勝）。16頭立ての5番人気で14番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、リードを2馬身以上確保して、若干遅いペースでレースを進める。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。最後はスピードが落ちてしまい11着に敗れた。

10月5日、中2週で迎えた9戦目は、嶋田純次騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（新潟ダート1200m 曇/良）に出走。15頭立ての8番人気で13番ゲートからスタート。端を取り切り、ミドルペースでレースを引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が衰えて7着に敗れた。

11月16日、中5週で迎えた10戦目は、3歳以上500万下（福島ダート1150m 晴/良）に出走。鞍上は津村明秀騎手（2戦0勝）。16頭立ての7番人気で大外16番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、平均ペースで馬群を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は失速してしまい15着に敗れた。

12月22日、中4週で迎えた11戦目は、3歳以上500万下（阪神ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は太宰啓介騎手（4戦1勝）。16頭立ての13番人気で12番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、平均的なペースで集団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚色が衰えて16着に終わった。

4歳（2014年）

2月15日、中7週で迎えた12戦目は、4歳以上500万下（小倉ダート1000m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で太宰啓介騎手（5戦1勝）。14頭立ての9番人気で大外14番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はスピードが落ちてしまい14着に終わった。

3月21日、中4週で迎えた13戦目は、黒岩悠騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（中京障害芝3000m 晴/良）に出走。14頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。競走中止となった。