エテルナメンテ（2019年生、母メイビーフォーエヴァー）

エテルナメンテ（2019年4月17日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「永遠(伊)」。毛色は青鹿毛。種牡馬のアメリカンペイトリオット（当時6歳）と交配したメイビーフォーエヴァーが21歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者はダーレー・ジャパン・ファーム有限会社。戦績は、中央平地1戦0勝。主な勝ち鞍は2021年の2歳未勝利。

経歴

デビュー前

小島茂之厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2021年）

8月8日、デビュー戦は田辺裕信騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（新潟芝1600m 外回り曇/良）に出走。馬体重は450kg。15頭立ての6番人気で13番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位争いには参加できず11着に敗れた。

10月24日、約2か月半の間隔を開けて迎えた2戦目は、横山琉人騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（東京芝1400m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。14頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、平均ペースで集団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで持ち堪えて、最後は2着のマエマエに2馬身半の差をつけて未勝利勝ちを決めた。

11月20日、中3週で迎えた3戦目は、2歳1勝クラス（東京芝1400m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で横山琉人騎手（1戦1勝）。9頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では天稟の勝負根性でゴールまで力走し、3着を確保した。

3歳（2022年）

1月10日、中6週で迎えた4戦目は、3歳1勝クラス（中京芝1200m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で横山琉人騎手（2戦1勝）。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。端を奪い、ミドルペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では息長く末脚を伸ばして、最後は2着のピンクマクフィーに1馬身1/4の差をつけて優勝

2月27日、中6週で迎えた5戦目は、岩田望来騎手を鞍上に迎えて、3歳オープンのマーガレットステークス（阪神芝1200m 晴/良）に出走。13頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では天資の闘争本能でゴールまで力戦し、4着に入り込んだ。

7月3日、約4か月の休み明けで迎えた6戦目は、牝馬限定の3歳以上2勝クラスの函館道新スポーツ杯（函館芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は横山琉人騎手（3戦2勝）。16頭立ての7番人気で大外16番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始3番手を追走。最後は脚が止まってしまい16着に敗れた。

7月17日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた7戦目は、戸崎圭太騎手を鞍上に迎えて、3歳以上2勝クラスの郡山特別（福島芝1200m 曇/良）に出走。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、やや緩いペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では終いが甘くなり、3着に終わった。

10月29日、約3か月半の休み明けで迎えた8戦目は、3歳以上2勝クラスの新津特別（新潟芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は横山琉人騎手（4戦2勝）。18頭立ての4番人気に推されて2番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚がパッとせず8着に敗れた。

12月3日、中4週で迎えた9戦目は、3歳以上2勝クラス（中山芝1200m 外回り曇/良）に出走。鞍上は戸崎圭太騎手（1戦0勝）。16頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。端に立つ形となり、平均ペースで馬群を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はバテてしまい12着に敗れた。

4歳（2023年）

1月15日、中5週で迎えた10戦目は、野中悠太郎騎手を鞍上に迎えて、4歳以上2勝クラスの小郡特別（小倉芝1200m 曇/稍重）に牝馬ながら56kgの斤量を背負って出走。18頭立ての14番人気で大外18番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、馬場の外目を回って9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず8着に終わった。

2月5日、中2週で迎えた11戦目は、国分恭介騎手を鞍上に迎えて、4歳以上2勝クラス（中京芝1200m 晴/良）に出走。11頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず5着に敗れた。

4月23日、約2か月半の間隔を開けて迎えた12戦目は、4歳以上2勝クラスの福島中央テレビ杯（福島芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は横山琉人騎手（5戦2勝）。16頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では伸びあぐねて8着に終わった。

7月22日、約3か月の休養明けで迎えた13戦目は、木幡巧也騎手を鞍上に迎えて、3歳以上2勝クラスの郡山特別（福島芝1200m 晴/良）に出走。15頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず10着に終わった。

8月20日、中3週で迎えた14戦目は、菅原明良騎手を鞍上に迎えて、3歳以上2勝クラスの西部スポニチ賞（小倉芝1200m 晴/良）に出走。16頭立ての10番人気で13番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり4位タイの末脚を見せたが上位争いには絡めず7着に終わった。

9月3日、中1週で迎えた15戦目は、長岡禎仁騎手を鞍上に迎えて、3歳以上2勝クラスの西日本新聞杯（小倉芝1200m 晴/良）に出走。17頭立ての12番人気で12番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では切れ味のいい末脚を披露し、3着に入り込んだ。

9月23日、中2週で迎えた16戦目は、3歳以上2勝クラスの北摂特別（阪神芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で長岡禎仁騎手（1戦0勝）。16頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では速い脚を使えず6着に終わった。

11月11日、中6週で迎えた17戦目は、3歳以上2勝クラス（京都芝1400m 外回り曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で長岡禎仁騎手（2戦0勝）。18頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず8着に終わった。

2023年11月16日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。