モエレトゥループ（2008年生、母ビューティーレディ）

モエレトゥループ（2008年5月17日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は栗毛。種牡馬のロージズインメイ（当時8歳）と交配したビューティーレディが7歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は中村和夫。戦績は、地方18戦2勝2着1回。2010年のジュニアクラウン(地方重賞)に勝利するなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

山中輝久厩舎（笠松）へ入厩。

2歳（2010年）

8月26日、デビュー戦は吉井友彦騎手を鞍上に据えて、2歳（名古屋ダート800m 晴/良）に出走。馬体重は425kg。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚が振るわず4着に敗れた。

9月10日、中1週で迎えた2戦目は、牝馬限定の2歳（笠松ダート800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉井友彦騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚に勢いがなく4着に敗れた。

9月19日、連闘で迎えた3戦目は、2歳地方重賞の兼六園ジュニアカップ（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉井友彦騎手（2戦0勝）。10頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず6着に終わった。

9月23日、連闘で迎えた4戦目は、2歳戦の楽天杯（笠松ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で吉井友彦騎手（3戦0勝）。10頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では超凡な末脚を発揮し、3着に入り込んだ。

9月30日、連闘で迎えた5戦目は、2歳（名古屋ダート1400m 小雨/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で吉井友彦騎手（4戦0勝）。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したオオジグリーンにハナ差届かず2着となった。

10月7日、連闘で迎えた6戦目は、牝馬限定2歳戦の名古屋2歳牝馬（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で吉井友彦騎手（5戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では途轍もない末脚を爆発させて先頭をうかがい、最後は2着のローズフライトを3/4馬身振り切って初白星を挙げた。

10月29日、中2週で迎えた7戦目は、2歳地方重賞のジュニアクラウン（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で吉井友彦騎手（6戦1勝）。10頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線に入ると、前で粘るモエレスペクタクルを次元の違う末脚でクビ差だけ差し切って制した。

11月5日、連闘で迎えた8戦目は、2歳地方重賞のゴールドウィング賞（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で吉井友彦騎手（7戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり3位の末脚を繰り出したが上位には届かず5着に敗れた。

11月11日、連闘で迎えた9戦目は、2歳戦の未勝利馬リバイバル（2）（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で吉井友彦騎手（8戦2勝）。10頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり1位タイの末脚を繰り出したが上位には割り込めず4着に終わった。

11月25日、中1週で迎えた10戦目は、牝馬限定2歳地方重賞のプリンセス特別（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で吉井友彦騎手（9戦2勝）。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず5着に敗れた。

12月3日、連闘で迎えた11戦目は、2歳（名古屋ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は11戦連続で吉井友彦騎手（10戦2勝）。6頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位には届かず4着に終わった。

12月15日、中1週で迎えた12戦目は、本橋孝太騎手を鞍上に迎えて、2歳Jpn1の全日本2歳優駿（川崎ダート1600m 晴/不良）に出走。G1級競走への出走は初となった。13頭立ての13番人気で7番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く12着に終わった。

12月30日、中1週で迎えた13戦目は、2歳地方重賞のライデンリーダー記念（笠松ダート1600m 雪/重）に出走。鞍上は吉井友彦騎手（11戦2勝）。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず7着に終わった。

3歳（2011年）

1月7日、連闘で迎えた14戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉井友彦騎手（12戦2勝）。9頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず7着に終わった。

1月19日、中1週で迎えた15戦目は、3歳戦の水仙賞（笠松ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で吉井友彦騎手（13戦2勝）。10頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位争いには絡めず4着に終わった。

2月2日、中1週で迎えた16戦目は、3歳戦の如月賞（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で吉井友彦騎手（14戦2勝）。10頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では伸びを欠き8着に終わった。

2月18日、中1週で迎えた17戦目は、3歳地方重賞のゴールドジュニア（笠松ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は5戦連続で吉井友彦騎手（15戦2勝）。10頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず6着に終わった。

3月16日、中3週で迎えた18戦目は、3歳戦のつくし賞（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で吉井友彦騎手（16戦2勝）。10頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず7着に終わった。