グレイトサンディー（2017年生、母サトノローズヒップ）

Great Sandy

2017.04.05

グレイトサンディー（2017年4月5日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「偉大な砂の女王」。毛色は栗毛。種牡馬のスマートファルコン（当時12歳）と交配したサトノローズヒップが13歳のときに産んだ7番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は千代田牧場。

経歴

デビュー前

1歳のとき、リーディングから「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、山藤賢によって378万円で落札された。

矢野英一厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2019年）

7月28日、デビュー戦は岩田康誠騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。馬体重は432kg。14頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では伸びあぐねて11着に敗れた。

11月9日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた2戦目は、柴山雄一騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の2歳未勝利（福島芝1200m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。16頭立ての14番人気で2番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では上がり1位タイの末脚を見せたが上位争いには参加できず15着に終わった。

3歳（2020年）

3月20日、約4か月半の休養明けで迎えた3戦目は、藤田菜七子騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。苛烈なペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位争いには加われず12着に終わった。

4月12日、中2週で迎えた4戦目は、斎藤新騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（中山ダート1800m 曇/稍重）に出走。14頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、ややハイペースでレースを牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚勢が鈍り12着に終わった。

8月22日、約4か月半の休養明けで迎えた5戦目は、木幡初也騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（新潟ダート1800m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では全く伸びず7着に終わった。