ミデオンダスト（1984年生、母Kame Yen）

Mideon Dust

1984.04.27

ミデオンダスト（1984年4月27日）は、アメリカ合衆国で生まれ、日本で調教された競走馬、繁殖牝馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のBlade（当時18歳）と交配したKame Yenが14歳のときに産んだ仔が本馬である。戦績は、中央平地5戦0勝。

経歴

デビュー前

新関力厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（1986年）

12月6日、デビュー戦は柴田政人騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山芝1200m 外回り 晴/良）に出走。馬体重は426kg。14頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始2番手を追走。直線では末脚が続かず、4着に終わった。

3歳（1987年）

8月9日、約8か月の休み明けで馬体重を前走から26kg増やして迎えた2戦目は、安田富男騎手を鞍上に迎えて、4歳以上400万下（函館芝1200m 曇/不良）に出走。14頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では鋭い脚を使えず12着に敗れた。

8月15日、連闘で迎えた3戦目は、4歳未勝利（函館芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で安田富男騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではいいところがなく7着に終わった。

4歳（1988年）

11月27日、約15か月半の休み明けで馬体重を前走から16kg減らして迎えた4戦目は、蛯名信広騎手を鞍上に迎えて、4歳以上400万下（中京芝1800m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。11頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず10着に終わった。

12月11日、中1週で迎えた5戦目は、4歳以上400万下の濃尾特別（中京ダート1700m 晴/良）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で蛯名信広騎手（1戦0勝）。10頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では決め手に欠いて10着に終わった。