トウケイギャングス（1996年生、母アメリカンノーザン）

トウケイギャングス（1996年6月28日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栃栗毛。種牡馬のクリスタルグリツターズ（当時16歳）と交配したアメリカンノーザンが20歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は高橋牧場。戦績は、中央平地9戦0勝、地方1戦1勝。主な勝ち鞍は1999年の名古屋チャレンジカップミント賞。

経歴

デビュー前

1歳のとき、高橋牧場から「北海道8月市場サラブレッド2歳」に上場され、木村信彦によって1,365万円で落札された。

鹿戸明厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1999年）

2月27日、デビュー戦は小島貞博騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（阪神ダート1800m 曇/不良）に出走。馬体重は480kg。9頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では速い脚を使えず4着に終わった。

5月30日、約3か月の休み明けで迎えた2戦目は、4歳未勝利（中京ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小島貞博騎手（1戦0勝）。16頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。逃げる形となり、緩やかなペースでレースを牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では末脚にキレが無く13着に敗れた。

6月13日、中1週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（中京芝1800m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は3戦連続で小島貞博騎手（2戦0勝）。14頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり14着に終わった。

6月30日、中1週で迎えた4戦目は、3歳戦の名古屋チャレンジカップミント賞（名古屋ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で小島貞博騎手（3戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のレディーウインクに2馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

7月10日、中0週で迎えた5戦目は、4歳500万下の露草賞（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で小島貞博騎手（4戦1勝）。16頭立ての15番人気で大外16番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後はバテてしまい14着に終わった。

8月1日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた6戦目は、4歳以上500万下（小倉ダート1000m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は6戦連続で小島貞博騎手（5戦1勝）。12頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり3位タイの伸び脚を披露したが上位争いには加われず10着に終わった。

8月14日、中1週で馬体重を前走から14kg絞って迎えた7戦目は、4歳以上500万下の久留米特別（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で小島貞博騎手（6戦1勝）。14頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり14着に終わった。

4歳（2000年）

7月8日、約11か月の休み明けで馬体重を前走から18kg戻して迎えた8戦目は、5歳以上500万下（阪神ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で小島貞博騎手（7戦1勝）。10頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は脚が止まってしまい10着に終わった。

7月23日、中1週で迎えた9戦目は、西原玲奈騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（小倉ダート1000m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。14頭立ての14番人気で10番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では脚が残っておらず14着に終わった。

8月5日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた10戦目は、4歳以上500万下（小倉芝1200m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で西原玲奈騎手（1戦0勝）。14頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では伸びが劣勢になり14着に終わった。