コスモディヴァイン（2014年生、母ディヴァインクレア）

コスモディヴァイン（2014年3月12日）は、日本の競走馬。馬名の意味は「冠名＋母名の一部」。毛色は鹿毛。種牡馬のワークフォース（当時7歳）と交配したディヴァインクレアが7歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は矢野牧場。戦績は、中央平地2戦0勝、地方13戦3勝2着5回。主な勝ち鞍は2018年のアクエリアス賞(一般C2十一)。

経歴

デビュー前

1歳のとき、矢野牧場から「北海道セレクションセールサラブレッド1歳」に上場され、門別善男によって788.4万円で落札された。

青木孝文厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2017年）

6月18日、デビュー戦は宮崎北斗騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（東京ダート1600m 曇/良）に出走。馬体重は546kg。16頭立ての13番人気で7番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず15着に終わった。

6月25日、連闘で迎えた2戦目は、3歳未勝利（東京ダート2100m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で宮崎北斗騎手（1戦0勝）。15頭立ての15番人気で8番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では見所を作れず12着に終わった。

8月23日、中7週で馬体重を前走から16kg減らして迎えた3戦目は、黛弘人騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のプレセペ特別（門別ダート1800m 晴/稍重）に出走。8頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では決め手に欠いて7着に終わった。

4歳（2018年）

4月1日、約7か月半の休養明けで馬体重を前走から46kg戻して迎えた4戦目は、菅原辰徳騎手を鞍上に迎えて、馬と人が創る黄金物語2018（水沢ダート1300m 曇/良）に出走。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位には食い込めず4着に敗れた。

4月7日、連闘で迎えた5戦目は、一般C2十九（水沢ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で菅原辰徳騎手（1戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず3着に敗れた。

4月14日、連闘で迎えた6戦目は、一般C2十九（水沢ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で菅原辰徳騎手（2戦0勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るフミタツダイヤを次元の違う末脚で交わし去り、最後は1馬身1/4の差をつけて初勝利を挙げた。

4月22日、連闘で迎えた7戦目は、一般C2十二（水沢ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で菅原辰徳騎手（3戦1勝）。8頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では脚色がやや衰え、3着に終わった。

5月5日、中1週で迎えた8戦目は、一般C2十三（盛岡ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で菅原辰徳騎手（4戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったディーセントワークに詰め切れず、1馬身差の2着に敗北した。

5月12日、連闘で迎えた9戦目は、小林凌騎手を鞍上に迎えて、一般C2十一（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。7頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では迫力満点の伸び脚で驀進したが、メモリアルウッドにハナ差交わされて2着に甘んじた。

8月19日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から13kg減らして迎えた10戦目は、一般C2十四（水沢ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で小林凌騎手（1戦0勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。端に立つ形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では豪脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のリアンノンに5馬身の差をつけて圧倒的支持に応えた。

8月25日、連闘で迎えた11戦目は、アクエリアス賞（水沢ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で小林凌騎手（2戦1勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では凄まじい末脚を弾けさせて悠々と抜け出し、最後は2着のホーマンビジューに4馬身の差をつけて断トツの支持に応えた。

9月9日、中1週で迎えた12戦目は、一般C1七（水沢ダート1400m 小雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で小林凌騎手（3戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では脚が残っておらず6着に敗れた。

9月24日、中1週で迎えた13戦目は、一般C1六（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で小林凌騎手（4戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。敢然と端をきり、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では闘争心が光る走りを見せたが、スコーピオンキングに3/4馬身交わされて2着に敗北した。

10月8日、中1週で迎えた14戦目は、楽天競馬賞（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で小林凌騎手（5戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のタフネスで最後まで脚を伸ばしたが、クールジョーカーに交わされて4馬身差の2着に敗北した。

10月22日、中1週で迎えた15戦目は、アキギリ賞（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で小林凌騎手（6戦2勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のタフネスでしぶとく走り抜いたが、ブロンテに交わされて4馬身差の2着に敗北した。