ラヴィンローゼス（2021年生、母ボンセジュール）

ラヴィンローゼス（2021年4月8日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「大好きな薔薇」。毛色は鹿毛。種牡馬のシニスターミニスター（当時18歳）と交配したボンセジュールが11歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は高橋フアーム。戦績は、中央平地10戦0勝、地方6戦2勝2着1回。主な勝ち鞍は2024年のたっくん40歳おめでとう記念。

経歴

デビュー前

西村真幸厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2023年）

8月12日、デビュー戦は西村淳也騎手を鞍上に据えて、牝馬限定2歳戦のメイクデビュー小倉（小倉芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は374kg。15頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では全く伸びず7着に終わった。

8月27日、中1週で迎えた2戦目は、団野大成騎手を鞍上に迎えて、2歳戦の2歳未勝利（小倉ダート1000m 晴/良）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。12頭立ての5番人気で大外12番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず8着に敗れた。

9月30日、中4週で迎えた3戦目は、幸英明騎手を鞍上に迎えて、2歳戦の2歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。8頭立ての6番人気で大外8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず4着に終わった。

10月14日、中1週で迎えた4戦目は、牝馬限定2歳戦の2歳未勝利（京都ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で幸英明騎手（1戦0勝）。12頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始2番手を追走。直線では末脚を伸ばせず6着に終わった。

11月11日、中3週で迎えた5戦目は、富田暁騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定2歳戦の2歳未勝利（福島ダート1150m 曇/稍重）に出走。16頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では伸びが鈍く9着に敗れた。

12月2日、中2週で迎えた6戦目は、藤岡康太騎手を鞍上に迎えて、2歳戦の2歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。12頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では余力が残っておらず8着に終わった。

12月16日、中1週で迎えた7戦目は、2歳戦の2歳未勝利（中京ダート1200m 小雨/重）に出走。鞍上は西村淳也騎手（1戦0勝）。16頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く10着に敗れた。

3歳（2024年）

1月13日、中3週で迎えた8戦目は、角田大河騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の3歳未勝利（京都ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く10着に終わった。

2月10日、中3週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた9戦目は、田口貫太騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（京都ダート1400m 曇/良）に出走。16頭立ての14番人気で13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず10着に終わった。

2月17日、連闘で馬体重を前走から6kg戻して迎えた10戦目は、3歳未勝利（京都ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は西村淳也騎手（2戦0勝）。16頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では上がり4位の末脚を見せたが上位争いには参加できず10着に終わった。

3月27日、中5週で迎えた11戦目は、加藤聡一騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のたっくん40歳おめでとう記念（名古屋ダート1500m 晴/重）に出走。12頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では次元の違う末脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のラジカルバローズに1馬身半の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

4月9日、中1週で迎えた12戦目は、3歳戦のウグイス特別（名古屋ダート1700m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で加藤聡一騎手（1戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では弾けるような伸びで驀進したが、ベアサクシードにアタマ差交わされて2着に甘んじた。

10月8日、約6か月の休養明けで馬体重を前走から11kg増やして迎えた13戦目は、藤江渉騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の切通賞（川崎ダート900m 雨/重）に出走。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線に入ると、前で粘るモモダンゴを次元の違う末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて休養明け初戦をモノにした。

11月19日、中5週で迎えた14戦目は、佐々木志音騎手を鞍上に迎えて、一般B2四（水沢ダート1600m 晴/稍重）に出走。11頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線ではいい脚を見せられず11着に敗れた。

12月12日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた15戦目は、本田紀忠騎手を鞍上に迎えて、寒雷賞（川崎ダート900m 晴/良）に出走。12頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず10着に終わった。

4歳（2025年）

1月1日、中2週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた16戦目は、五煙草賞（川崎ダート900m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で本田紀忠騎手（1戦0勝）。12頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では目立つような脚を使えず8着に終わった。

2月8日、中4週で迎えた17戦目は、雷獣賞（川崎ダート900m 晴/良）に出走。鞍上は藤江渉騎手（1戦1勝）。12頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位には食い込めず6着に終わった。