ジプシーダンサー（2001年生、母インヴァイト）

ジプシーダンサー（2001年1月28日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「『ノートルダムの鐘』のヒロインの設定」。毛色は鹿毛。種牡馬のウォーニング（当時16歳）と交配したインヴァイトが16歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者はマル善橋本牧場。戦績は、中央平地5戦0勝。

経歴

デビュー前

当歳のとき、リバーヴァレーファームから「セレクトセールサラブレッド当歳」に上場されたが主取りとなった。1歳のとき、橋本牧場から「北海道8月市場サラブレッド1歳」と「北海道10月市場サラブレッド1歳」に上場されたがいずれも主取りとなった。2歳のとき、リバーヴァレーファームから「北海道トレーニングセールサラブレッド2歳」に上場されたが主取りとなった。9歳のとき、橋本牧場から「ジェイエス繁殖馬セールサラブレッド繁殖牝馬」に上場され、中川欽一によって115.5万円で落札された。

田子冬樹厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2004年）

4月4日、デビュー戦は亀山泰延騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（中山芝1600m 外回り曇/良）に出走。馬体重は420kg。16頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、16番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを14番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位争いには参加できず10着に終わった。

4月17日、中1週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で亀山泰延騎手（1戦0勝）。12頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。壮絶なハイペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではいいところがなく12着に終わった。

5月9日、中2週で迎えた3戦目は、土谷智紀騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝1400m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての14番人気で1番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は力尽きて10着に終わった。

8月8日、約3か月の休み明けで迎えた4戦目は、3歳未勝利（新潟芝1000m 晴/良）に出走。鞍上は亀山泰延騎手（2戦0勝）。18頭立ての16番人気で14番ゲートからスタート。13着に終わった。

9月11日、中4週で迎えた5戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（中山ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で亀山泰延騎手（3戦0勝）。16頭立ての16番人気で13番ゲートからスタート。極端なハイペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く16着に終わった。