アンパドゥ（2021年生、母Latharna Skies）

Ampadu

2021.03.29

アンパドゥ（2021年3月29日）は、イギリスで生まれ、日本で調教された競走馬。牡馬。馬名の意味は「人名より」。毛色は鹿毛。種牡馬のIffraaj（当時20歳）と交配したLatharna Skiesが6歳のときに産んだ仔が本馬である。主な勝ち鞍は2024年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

木村哲也厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2024年）

5月26日、デビュー戦はC.ルメール騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（東京芝1600m 晴/良）に出走。馬体重は480kg。18頭立ての1番人気に推されて12番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線に入ると、前で粘るロジカルワーズを次元の違う末脚で交わし去り、最後は2馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

4歳（2025年）

8月2日、約14か月半の休み明けで馬体重を前走から22kg増やして迎えた2戦目は、3歳以上1勝クラスの五頭連峰特別（新潟芝1600m 外回り 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続でC.ルメール騎手（1戦1勝）。14頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では鬼脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は2着のダノンセンチュリーをクビ差振り切って久しぶりの一戦を制した。

11月2日、約3か月の休み明けで迎えた3戦目は、3歳以上2勝クラスの国立特別（東京芝1600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続でC.ルメール騎手（2戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では迫力のある伸び脚で追い上げたが、抜け出したエンペラーズソードに3/4馬身届かず2着に敗北した。

11月29日、中3週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた4戦目は、3歳以上2勝クラス（東京芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続でC.ルメール騎手（3戦2勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では強烈な末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のジャサルディアに2馬身の差をつけて圧倒的支持に応えた。