スリーケイエヌ（2018年生、母エーシンアマゾーン）

スリーケイエヌ（2018年2月27日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名+馬主のイニシャル」。毛色は栗毛。種牡馬のフリオーソ（当時14歳）と交配したエーシンアマゾーンが12歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は栄進牧場。戦績は、中央平地7戦0勝、中央障害11戦1勝。主な勝ち鞍は2023年の障害4歳以上未勝利。

経歴

デビュー前

1歳のとき、栄進牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、永井商事によって1,350万円で落札された。

藤沢則雄厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2020年）

12月13日、デビュー戦は酒井学騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。馬体重は458kg。14頭立ての9番人気で12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切り、3着に入り込んだ。

3歳（2021年）

1月5日、中2週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（中京ダート1900m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で酒井学騎手（1戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力闘したが、5着に終わった。

1月24日、中2週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（中京ダート1900m 小雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で酒井学騎手（2戦0勝）。12頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚が振るわず5着に終わった。

2月7日、中1週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（中京ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で酒井学騎手（3戦0勝）。14頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では脚が残っておらず6着に敗れた。

2月28日、中2週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で酒井学騎手（4戦0勝）。11頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く6着に敗れた。

6月20日、約3か月半の休み明けで迎えた6戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で酒井学騎手（5戦0勝）。16頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを12番手で通過。直線では決め手に欠いて10着に敗れた。

8月7日、中6週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（新潟ダート1800m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は7戦連続で酒井学騎手（6戦0勝）。15頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚がパッとせず9着に敗れた。

10月10日、中8週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた8戦目は、北沢伸也騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（新潟障害芝2850m 外→内晴/良）に出走。13頭立ての8番人気で12番ゲートからスタート。11着に終わった。

4歳（2022年）

7月23日、約9か月半の休養明けで迎えた9戦目は、障害3歳以上未勝利（小倉障害芝2860m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で北沢伸也騎手（1戦0勝）。11頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。5着に終わった。

8月21日、中3週で迎えた10戦目は、障害3歳以上未勝利（小倉障害芝2860m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で北沢伸也騎手（2戦0勝）。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。5着に敗れた。

9月19日、中3週で迎えた11戦目は、障害3歳以上未勝利（中山障害芝2880m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で北沢伸也騎手（3戦0勝）。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。5着に敗れた。

12月25日、約3か月の休み明けで馬体重を前走から10kg減らして迎えた12戦目は、障害3歳以上未勝利（阪神障害芝2970m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で北沢伸也騎手（4戦0勝）。9頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。4着に終わった。

5歳（2023年）

1月15日、中2週で迎えた13戦目は、障害4歳以上未勝利（小倉障害芝2860m 小雨/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で北沢伸也騎手（5戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のスマートルミエールに3/4馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

2月4日、中2週で迎えた14戦目は、障害4歳以上オープン（小倉障害芝3390m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で北沢伸也騎手（6戦1勝）。14頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。11着に終わった。

4月1日、中7週で迎えた15戦目は、三木ホースランドパークジャンプステークス（阪神障害芝3140m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で北沢伸也騎手（7戦1勝）。7頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。5着に終わった。

6歳（2024年）

6月2日、約14か月半の休み明けで迎えた16戦目は、中村将之騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上オープン（京都障害芝3170m 曇/良）に出走。10頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。9着に終わった。

7月6日、中4週で迎えた17戦目は、小坂忠士騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上オープン（小倉障害芝3390m 晴/良）に出走。6頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。5着に終わった。

7月20日、中1週で迎えた18戦目は、障害3歳以上オープン（小倉障害芝2860m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で小坂忠士騎手（1戦0勝）。10頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。9着に終わった。

2024年7月25日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。