ラパリーガ（2007年生、母ヘニーズソング）

ラパリーガ（2007年2月1日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「少女（ポルトガル語）」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のアルカセット（当時7歳）と交配したヘニーズソングが8歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者はダーレー・ジャパン・ファーム（有）。戦績は、中央平地11戦0勝2着1回、中央障害3戦0勝、地方5戦0勝2着2回。

経歴

デビュー前

当歳のとき、ダーレー・ジャパンから「セレクトセールサラブレッド当歳」に上場され、RRAによって2,835万円で落札された。

大樹レーシングクラブにて総額3,600万円（9万×400口）で一口馬主が募集された。

森秀行厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2009年）

12月12日、デビュー戦はM.デムーロ騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神芝1600m 外回り晴/良）に出走。馬体重は450kg。14頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びあぐねて6着に敗れた。

3歳（2010年）

1月20日、中5週で迎えた2戦目は、小牧太騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の水仙賞（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。7頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では迫力十分の伸び脚で追い上げたが、勝ったトップアテンションに詰め切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

2月17日、中3週で迎えた3戦目は、吉田稔騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の名古屋チャレンジカップマンゴー賞（名古屋ダート1400m 曇/重）に出走。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい4着に敗れた。

7月18日、約5か月の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた4戦目は、西村太一騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（函館芝1800m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。15頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではいいところがなく7着に終わった。

8月1日、中1週で迎えた5戦目は、戸崎圭太騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（函館芝2000m 曇/良）に出走。15頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切り、4着を確保した。

8月28日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた6戦目は、3歳未勝利（札幌芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は吉田稔騎手（1戦0勝）。16頭立ての6番人気で13番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線ではパワフルな末脚を発揮したが、4着に入った。

9月18日、中2週で迎えた7戦目は、藤田伸二騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（札幌芝1800m 晴/良）に出走。14頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では脚色がやや衰え、4着に終わった。

10月23日、中4週で馬体重を前走から24kg減らして迎えた8戦目は、町田直希騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（東京芝2000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。17頭立ての13番人気で4番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では今一つ伸び切れず9着に終わった。

11月10日、中2週で迎えた9戦目は、アーバンステージ霜月賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で町田直希騎手（1戦0勝）。14頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後はバテてしまい10着に敗れた。

12月4日、中2週で迎えた10戦目は、C.ウィリアムズ騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上500万下（小倉ダート1700m 晴/重）に出走。9頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、伸びてきたタガノガルーダ決め手に屈してクビ差の2着となった。

12月11日、連闘で迎えた11戦目は、武豊騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（小倉ダート2400m 曇/稍重）に出走。13頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く6着に敗れた。

4歳（2011年）

1月23日、中5週で迎えた12戦目は、4歳以上500万下（小倉ダート1700m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は西村太一騎手（1戦0勝）。11頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚がパッとせず9着に敗れた。

8月11日、約6か月半の休養明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた13戦目は、アルファルド特別（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は吉田稔騎手（2戦0勝）。9頭立ての6番人気で大外9番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では印象的な伸び脚で猛進したが、サクラサクラサクラに交わされて1馬身差の2着となった。

8月20日、連闘で迎えた14戦目は、四位洋文騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上500万下（札幌ダート1700m 曇/良）に出走。13頭立ての4番人気で12番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではあとひと押しが利かず、4着に終わった。

11月10日、約2か月半の間隔を開けて迎えた15戦目は、沙流川特別（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は武豊騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず5着に敗れた。

12月17日、中4週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた16戦目は、3歳以上500万下（小倉ダート2400m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は西村太一騎手（2戦0勝）。16頭立ての6番人気で14番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後は減速してしまい14着に敗れた。

5歳（2012年）

5月5日、約4か月半の休養明けで迎えた17戦目は、大江原圭騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3000m 晴）に出走。14頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。13着に終わった。

7月14日、中9週で迎えた18戦目は、江田勇亮騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（新潟障害芝2850m 外→内曇/良）に出走。14頭立ての13番人気で2番ゲートからスタート。9着に終わった。

9月17日、中8週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた19戦目は、障害3歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2880m 晴）に出走。鞍上は大江原圭騎手（1戦0勝）。14頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。13着に終わった。