タヤスルビー（1998年生、母タヤススカッシュ）

タヤスルビー（1998年5月4日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は芦毛。種牡馬のヴァレンティ（当時9歳）と交配したタヤススカッシュが6歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は庫富ファーム。戦績は、地方25戦3勝2着1回。2001年の桜花賞(牝地方重賞)で3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

八木正雄厩舎（川崎）へ入厩。

2歳（2000年）

12月15日、デビュー戦は田山信則騎手を鞍上に据えて、3歳（川崎ダート900m 晴/良）に出走。馬体重は484kg。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったニイタカエイブルから3馬身差の2着に敗北した。

3歳（2001年）

1月3日、中2週で迎えた2戦目は、石崎隆之騎手を鞍上に迎えて、3歳（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。最後は、2着のミウラマドンナに5馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

1月24日、中2週で迎えた3戦目は、3歳（川崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で石崎隆之騎手（1戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のラブリーベルに1馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

2月20日、中3週で迎えた4戦目は、3歳戦の若盛特別（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で石崎隆之騎手（2戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るトミノラブハンターを豪快な末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて1着ゴールを果たした。

3月21日、中3週で迎えた5戦目は、3歳戦の若草特別（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で石崎隆之騎手（3戦3勝）。11頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

4月11日、中2週で迎えた6戦目は、牝馬限定3歳地方重賞の桜花賞（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で石崎隆之騎手（4戦3勝）。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では力強いフットワークでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

5月16日、中4週で迎えた7戦目は、早田秀治騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳G3の関東オークス（川崎ダート2100m 曇/稍重）に出走。重賞競走への出走は初となった。14頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。13着に敗れた。

12月30日、約7か月半の休養明けで迎えた8戦目は、拜原靖之騎手を鞍上に迎えて、年忘れ特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。14頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。10着に終わった。

4歳（2002年）

2月1日、中4週で迎えた9戦目は、寒梅特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で拜原靖之騎手（1戦0勝）。14頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。4着に入り込んだ。

2月18日、中1週で迎えた10戦目は、仲春特別（川崎ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で拜原靖之騎手（2戦0勝）。13頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。7着に敗れた。

5月24日、約3か月の休養明けで馬体重を前走から21kg増やして迎えた11戦目は、緑陰特別（川崎ダート1600m 雨/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で拜原靖之騎手（3戦0勝）。13頭立ての13番人気で12番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず10着に終わった。

6月3日、中0週で迎えた12戦目は、酒井忍騎手を鞍上に迎えて、星雲特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。12頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では決め手が足りず11着に終わった。

11月17日、約5か月半の休み明けで迎えた13戦目は、一般C1二（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は拜原靖之騎手（4戦0勝）。14頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では目立つような脚を使えず13着に終わった。

12月24日、中4週で迎えた14戦目は、一般C1二（川崎ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で拜原靖之騎手（5戦0勝）。14頭立ての7番人気で13番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では見所を作れず12着に敗れた。

5歳（2003年）

1月8日、中1週で迎えた15戦目は、一般C1四五（川崎ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で拜原靖之騎手（6戦0勝）。11頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では速い脚を使えず10着に終わった。

1月27日、中2週で迎えた16戦目は、一般C1五六（川崎ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は酒井忍騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では速い脚を使えず9着に終わった。

2月24日、中3週で迎えた17戦目は、一般C1七八（川崎ダート1500m 雨/重）に出走。鞍上は拜原靖之騎手（7戦0勝）。11頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず10着に終わった。

3月27日、中3週で迎えた18戦目は、一般C1五六（川崎ダート1500m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で拜原靖之騎手（8戦0勝）。10頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず8着に終わった。

4月16日、中2週で迎えた19戦目は、一般C1六七（川崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で拜原靖之騎手（9戦0勝）。11頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では鋭い脚を使えず10着に終わった。

5月22日、中4週で迎えた20戦目は、一般C1四五（川崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で拜原靖之騎手（10戦0勝）。11頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい9着に終わった。

6月3日、中1週で迎えた21戦目は、一般C1四イ（船橋ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で拜原靖之騎手（11戦0勝）。12頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では末脚を伸ばせず10着に終わった。

6月12日、連闘で迎えた22戦目は、一般C1五六（川崎ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で拜原靖之騎手（12戦0勝）。11頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではいい脚を見せられず10着に終わった。

6月30日、中2週で迎えた23戦目は、一般C1四イ（船橋ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は7戦連続で拜原靖之騎手（13戦0勝）。12頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では伸びが劣勢になり12着に終わった。

7月21日、中2週で迎えた24戦目は、一般C2二（川崎ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は8戦連続で拜原靖之騎手（14戦0勝）。9頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず4着に終わった。

8月18日、中3週で迎えた25戦目は、アクアライン特別（川崎ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は9戦連続で拜原靖之騎手（15戦0勝）。14頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線では脚を伸ばせず14着に終わった。