リアルダンス（2001年生、母ローリングゲーム）

リアルダンス（2001年5月2日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「真の＋父名の一部」。毛色は鹿毛。種牡馬のダンスインザダーク（当時8歳）と交配したローリングゲームが6歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）岡本牧場。戦績は、中央平地16戦1勝2着1回。2003年のラベンダー賞(オープン)で3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

当歳のとき、岡本牧場から「北海道10月市場サラブレッド当歳」に上場されたが主取りとなった。1歳のとき、岡本牧場から「北海道8月市場サラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。

元石孝昭厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2003年）

6月29日、デビュー戦は田面木博公騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（函館芝1200m 曇/稍重）に出走。馬体重は428kg。11頭立ての4番人気で大外11番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では途轍もない末脚を弾けさせて先頭を奪い、最後は2着のヘキレキに1馬身3/4の差をつけて初白星を挙げた。

7月26日、中3週で迎えた2戦目は、2歳オープンのラベンダー賞（函館芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田面木博公騎手（1戦1勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

8月30日、中4週で迎えた3戦目は、2歳オープンのクローバー賞（札幌芝1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で田面木博公騎手（2戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では見所を作れず6着に敗れた。

9月14日、中1週で迎えた4戦目は、2歳500万下（札幌芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で田面木博公騎手（3戦1勝）。14頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。凄まじいハイペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり3位の末脚を見せたが上位には割り込めず7着に敗れた。

10月25日、中5週で迎えた5戦目は、坂井千明騎手を鞍上に迎えて、2歳500万下のきんもくせい特別（福島芝1700m 曇/良）に出走。13頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では見事な伸び脚で驀進したが、勝ったコンドルクエストにねじ伏せられて2馬身差の2着に敗北した。

11月8日、中1週で迎えた6戦目は、田中勝春騎手を鞍上に迎えて、2歳500万下の百日草特別（東京芝1800m 晴/良）に出走。11頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では見せ場を作れず最後はアウトディスタンスと並んで6着同着となった。

11月30日、中2週で迎えた7戦目は、2歳500万下のベゴニア賞（東京芝1600m 曇/不良）に出走。鞍上は坂井千明騎手（1戦0勝）。15頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切り、5着に入り込んだ。

12月20日、中2週で迎えた8戦目は、2歳オープンの中京2歳ステークス（中京ダート1700m 晴/重）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で坂井千明騎手（2戦0勝）。15頭立ての7番人気で14番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位には食い込めず6着に敗れた。

3歳（2004年）

1月11日、中2週で迎えた9戦目は、3歳500万下の寒竹賞（中山芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で坂井千明騎手（3戦0勝）。16頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり6着に敗れた。

3月13日、中8週で迎えた10戦目は、D.バルジュー騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（中山芝1800m 晴/良）に出走。15頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では鋭い脚を使えず13着に終わった。

4月3日、中2週で迎えた11戦目は、吉永護騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下の雪うさぎ賞（福島芝1200m 曇/良）に出走。16頭立ての11番人気で14番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい14着に終わった。

10月2日、約6か月の休養明けで迎えた12戦目は、3歳以上500万下（札幌芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉永護騎手（1戦0勝）。14頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では全く伸びず13着に終わった。

10月31日、中3週で迎えた13戦目は、石崎隆之騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（東京芝1800m 曇/重）に出走。11頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい10着に終わった。

11月6日、連闘で迎えた14戦目は、南田雅昭騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（福島芝1200m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。16頭立ての14番人気で7番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを13番手で通過。直線では末脚が冴えず11着に終わった。

12月18日、中5週で迎えた15戦目は、水出大介騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（中京芝1200m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての15番人気で大外16番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では伸びが鈍く15着に終わった。

4歳（2005年）

1月22日、中4週で迎えた16戦目は、4歳以上500万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は吉永護騎手（2戦0勝）。16頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを15番手で通過。直線では今一つ伸び切れず13着に終わった。