コアレスブリザード（2001年生、母フオーチユーンズフオリイ）

コアレスブリザード（2001年2月12日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋父名の一部」。毛色は鹿毛。種牡馬のタイキブリザード（当時10歳）と交配したフオーチユーンズフオリイが19歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡平取町、生産者はコアレススタッド。戦績は、中央平地4戦0勝、地方10戦4勝2着3回。主な勝ち鞍は2005年のジョッキー選抜ブロンズ(一般C4-7)。

経歴

デビュー前

星野忍厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2004年）

2月7日、デビュー戦は松岡正海騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（東京ダート1300m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。馬体重は440kg。14頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では末脚が冴えず9着に終わった。

2月22日、中1週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（東京ダート1600m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で松岡正海騎手（1戦0勝）。16頭立ての16番人気で15番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では末脚が振るわず14着に終わった。

3月20日、中3週で迎えた3戦目は、石神深一騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1800m 雨/良）に出走。15頭立ての13番人気で2番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では伸びが鈍く13着に終わった。

8月8日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた4戦目は、天間昭一騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟ダート1800m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての14番人気で7番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では伸びが劣勢になり14着に終わった。

9月25日、中6週で馬体重を前走からさらに13kg増やして迎えた5戦目は、丸山侯彦騎手を鞍上に迎えて、一般C5 24（高崎ダート1330m 晴/稍重）に出走。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったオフセットミライからクビ差の2着に惜敗した。

10月9日、中1週で迎えた6戦目は、水野貴史騎手を鞍上に迎えて、一般C5-20（高崎ダート1400m 雨/不良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、勝ったメジロジェフリーから1馬身半差の2着に敗北した。

10月24日、中1週で迎えた7戦目は、一般C5-20（高崎ダート1330m 晴/良）に出走。鞍上は丸山侯彦騎手（1戦0勝）。7頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のオフセットミライに2馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

11月6日、中1週で迎えた8戦目は、一般C5 16（高崎ダート1330m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で丸山侯彦騎手（2戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったアタゴタイヨウから5馬身差の2着に敗北した。

11月20日、中1週で迎えた9戦目は、一般C5-20（高崎ダート1330m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で丸山侯彦騎手（3戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のフレンチブリーズに3/4馬身の差をつけて制した。

12月11日、中2週で迎えた10戦目は、一般C5 21（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で丸山侯彦騎手（4戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のコアレステーストに半馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

12月30日、中2週で迎えた11戦目は、一般C4（高崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で丸山侯彦騎手（5戦3勝）。12頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。7着に敗れた。

4歳（2005年）

4月5日、約3か月の休養明けで迎えた12戦目は、田知弘久騎手を鞍上に迎えて、ジョッキー選抜ブロンズ（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のマスカラーダに1馬身半の差をつけて4勝目を挙げた。

4月17日、中1週で迎えた13戦目は、熊木良介騎手を鞍上に迎えて、桐谷俊一先生退職記念（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びが鈍く6着に敗れた。

5月3日、中1週で迎えた14戦目は、金沢競馬売店組合森本売店杯（金沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で熊木良介騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、で馬群を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では見せ場なく4着に敗れた。