マヒロ（1999年生、母Fashion Delight）

Mahiro

1999.04.26

マヒロ（1999年4月26日）は、アメリカ合衆国で生まれ、日本で調教された競走馬。毛色は鹿毛。種牡馬のUnaccounted For（当時8歳）と交配したFashion Delightが13歳のときに産んだ仔が本馬である。戦績は、中央平地9戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は2002年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

和田正道厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2002年）

2月10日、デビュー戦は穂苅寿彦騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（東京芝1800m 小雪/良）に出走。馬体重は530kg。16頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい16着に敗れた。

3月10日、中3週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（中京ダート1700m 晴/良）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で穂苅寿彦騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり3位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず9着に敗れた。

3月23日、中1週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（中京ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で穂苅寿彦騎手（2戦0勝）。16頭立ての10番人気で13番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい7着に終わった。

6月9日、約2か月半の間隔を開けて迎えた4戦目は、3歳未勝利（中京芝1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は4戦連続で穂苅寿彦騎手（3戦0勝）。18頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず13着に終わった。

6月23日、中1週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（福島ダート1700m 小雨/重）に出走。鞍上は5戦連続で穂苅寿彦騎手（4戦0勝）。13頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では見事な伸び脚で急追したが、勝ったタカトモスウォードに詰め切れず、4馬身差の2着となった。

7月6日、中1週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（福島ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で穂苅寿彦騎手（5戦0勝）。13頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るジオークションを次元の違う末脚で交わし去り、最後は4馬身の差をつけて未勝利戦を制した。

4歳（2003年）

1月18日、約6か月半の休み明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた7戦目は、飯田祐史騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（京都ダート1800m 晴/良）に出走。16頭立ての4番人気に推されて7番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では伸びが劣勢になり8着に敗れた。

5月18日、約4か月の休養明けで迎えた8戦目は、4歳以上500万下の清津峡特別（新潟ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は穂苅寿彦騎手（6戦1勝）。15頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず7着に終わった。

7月20日、中8週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた9戦目は、3歳以上500万下（新潟ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で穂苅寿彦騎手（7戦1勝）。15頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず6着に敗れた。