ゴールドタンバリン（2015年生、母ダブルゴールド）

ゴールドタンバリン（2015年2月15日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「金のタンバリン」。毛色は栗毛。種牡馬のヘニーヒューズ（当時12歳）と交配したダブルゴールドが6歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道安平町、生産者はノーザンファーム。主な勝ち鞍は2017年の2歳新馬(牝)。

経歴

デビュー前

池上昌和厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2017年）

12月2日、デビュー戦はV.シュミノー騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（中山ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は426kg。16頭立ての4番人気に推されて15番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るチビノオリヴィアを次元の違う末脚で交わし去り、最後は1馬身3/4の差をつけて初勝利を挙げた。

3歳（2018年）

2月18日、約2か月半の間隔を開けて迎えた2戦目は、C.ルメール騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（東京ダート1400m 晴/良）に出走。16頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚に勢いがなく7着に敗れた。

5月12日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から10kg減らして迎えた3戦目は、池添謙一騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（京都ダート1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚勢が悪くなり15着に終わった。

4歳（2019年）

4月27日、約11か月半の休養明けで馬体重を前走から22kg戻して迎えた4戦目は、津村明秀騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上500万下（新潟ダート1200m 小雨/不良）に出走。11頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は減速してしまい10着に敗れた。

6月15日、中6週で迎えた5戦目は、菅原明良騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（函館ダート1000m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。8頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、やや速いペースで集団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に飲まれ4着に敗れた。

6月30日、中1週で迎えた6戦目は、3歳以上1勝クラス（函館ダート1000m 小雨/稍重）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で菅原明良騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり3位タイの末脚を見せたが上位争いには絡めず8着に敗れた。

10月26日、約4か月の休み明けで迎えた7戦目は、大塚海渡騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上1勝クラス（新潟芝1000m 曇/重）に52kgの軽斤量で出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。17頭立ての8番人気で14番ゲートからスタート。13着に敗れた。

5歳（2020年）

2月8日、約3か月半の休み明けで迎えた8戦目は、木幡育也騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1勝クラス（東京ダート1300m 晴/良）に出走。16頭立ての13番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい14着に終わった。

4月19日、中9週で迎えた9戦目は、斎藤新騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上1勝クラス（福島芝1200m 曇/不良）に出走。16頭立ての12番人気で12番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では上がり3位タイの伸び脚を披露したが上位には食い込めず9着に終わった。

6月21日、中8週で迎えた10戦目は、西田雄一郎騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（東京芝1400m 曇/稍重）に出走。16頭立ての15番人気で11番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では決め手に欠いて12着に終わった。

7月20日、中3週で迎えた11戦目は、米倉知騎手を鞍上に迎えて、一般C2十二（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。競走中止となった。

8月4日、中1週で迎えた12戦目は、一般C2十二（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で米倉知騎手（1戦0勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のクーザに4馬身の差をつけて断然の支持に応えた。

8月16日、中1週で迎えた13戦目は、牝馬限定戦のコスモス賞（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で米倉知騎手（2戦1勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のラントシャフトに9馬身の差をつけて断然人気に応えた。

9月1日、中1週で迎えた14戦目は、北前船賞（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で米倉知騎手（3戦2勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。最後は脚を失くしてしまい9着に敗れた。

10月11日、中5週で迎えた15戦目は、一般C1七（金沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で米倉知騎手（4戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では矢のような伸びを見せたが、ジョーカーマーチにアタマ差交わされて2着に甘んじた。

11月8日、中3週で迎えた16戦目は、藤田弘治騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定戦のまりんちゃん結婚おめでとう記念（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では強靭な末脚を繰り出したが、3着に終わった。

12月17日、中5週で迎えた17戦目は、沖静男騎手を鞍上に迎えて、冬なのに・・虫むしフェスタ賞（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。12頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では鋭い脚を使えず11着に終わった。