アンカー（1986年生、母クリエイゲツ）

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1986.03.16

アンカー（1986年3月16日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のデイクタス（当時19歳）と交配したクリエイゲツが7歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は千葉県、生産者は（株）大東牧場。戦績は、中央平地6戦2勝2着2回。主な勝ち鞍は1989年のあすなろ賞(400万下)。

経歴

デビュー前

八木沢勝美厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（1988年）

12月3日、デビュー戦は大塚栄三郎騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山芝2000m 曇/良）に出走。馬体重は462kg。11頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では鮮やかな伸びを見せたが、勝ったユーワベティにねじ伏せられて3馬身差の2着となった。

12月24日、中2週で迎えた2戦目は、3歳新馬（中山芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大塚栄三郎騎手（1戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて12番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前のスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したカリブソングに3/4馬身届かず2着に敗北した。

3歳（1989年）

1月14日、中2週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（中山ダート1800m 曇/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は3戦連続で大塚栄三郎騎手（2戦0勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るテレビスターを目の覚めるような末脚で半馬身差し切って未勝利戦を制した。

1月28日、中1週で迎えた4戦目は、徳吉一己騎手を鞍上に迎えて、4歳400万下のあすなろ賞（小倉芝1800m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では驚異的な末脚を爆発させて先頭に躍り出て、最後は2着のケイランサーに1馬身3/4の差をつけて優勝

4月1日、中8週で迎えた5戦目は、3歳オープンの若葉ステークス（中山芝2200m 外回り 晴/良）に出走。鞍上は大塚栄三郎騎手（3戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びが鈍く5着に敗れた。

4月16日、中1週で迎えた6戦目は、3歳G1の皐月賞（中山芝2000m 晴/不良）に出走。G1級競走への出走は初となった。鞍上は2戦連続で大塚栄三郎騎手（4戦1勝）。20頭立ての19番人気で10番ゲートからスタート。競走中止となった。