ワンダフルトゥデイ（2019年生、母エリモトゥデイ）

ワンダフルトゥデイ（2019年4月22日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「素晴らしい今日。母名より連想」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のマジェスティックウォリアー（当時14歳）と交配したエリモトゥデイが14歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は前谷武志。主な勝ち鞍は2022年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

京都サラブレッドクラブにて総額1,800万円（3.6万×500口）で一口馬主が募集された。

中尾秀正厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2021年）

12月25日、デビュー戦は和田竜二騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神ダート1400m 小雨/良）に出走。馬体重は512kg。16頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったペプチドアケボシに詰め切れず、3馬身半差の2着となった。

3歳（2022年）

1月10日、中1週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（中京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で和田竜二騎手（1戦0勝）。15頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。ハナを取り切り、ややスローペースでレースを牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚色がやや衰え、5着に終わった。

2月6日、中3週で迎えた3戦目は、川田将雅騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京ダート1800m 小雪/稍重）に出走。12頭立ての2番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るミスターホワイトを次元の違う末脚でクビ差だけ差し切って初白星を挙げた。

5月7日、約3か月の休養明けで迎えた4戦目は、3歳1勝クラス（中京ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で川田将雅騎手（1戦1勝）。10頭立ての7番人気で大外10番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では見所を作れず9着に終わった。

7月10日、中8週で迎えた5戦目は、幸英明騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（小倉ダート1700m 晴/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では長くいい脚を使ってゴールまで頑張り、3着に入った。

8月27日、中6週で迎えた6戦目は、3歳以上1勝クラス（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で幸英明騎手（1戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では閃光のような末脚を発揮したが、3着に終わった。

10月22日、中7週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた7戦目は、3歳以上1勝クラス（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で幸英明騎手（2戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線ではスパッとキレる脚で追い上げたが、勝ったケイアイシェルビーをクビ差捉え切れず2着に甘んじた。

11月13日、中2週で迎えた8戦目は、3歳以上1勝クラス（阪神ダート1800m 雨/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で幸英明騎手（3戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では見事な伸び脚で急追したが、勝ったサンライズアリオンに詰め切れず、5馬身差の2着に敗北した。

11月26日、中1週で迎えた9戦目は、3歳以上1勝クラス（阪神ダート2000m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で幸英明騎手（4戦0勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず4着に敗れた。

4歳（2023年）

3月12日、約3か月半の休み明けで迎えた10戦目は、水口優也騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1勝クラス（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。端をきり、ミドルペースで一団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はガス欠状態になり6着に敗れた。

3月26日、中1週で迎えた11戦目は、4歳以上1勝クラス（阪神ダート1800m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で水口優也騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では驚異的な末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のキングリスティアに1馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

4月23日、中3週で迎えた12戦目は、横山武史騎手を鞍上に迎えて、4歳以上2勝クラス（東京ダート1600m 晴/良）に出走。16頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はバタバタになってしまい10着に敗れた。

5月7日、中1週で迎えた13戦目は、4歳以上2勝クラス（京都ダート1900m 雨/不良）に出走。鞍上は水口優也騎手（2戦1勝）。12頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では伸びが劣勢になり7着に敗れた。

9月2日、約4か月の休み明けで迎えた14戦目は、3歳以上2勝クラスの天草特別（小倉ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で水口優也騎手（3戦1勝）。14頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では速い脚を使えず7着に終わった。

9月23日、中2週で迎えた15戦目は、3歳以上2勝クラス（阪神ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で水口優也騎手（4戦1勝）。16頭立ての7番人気で12番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではパワフルな末脚を繰り出し、3着に入った。

10月15日、中2週で迎えた16戦目は、3歳以上2勝クラスの菅名岳特別（新潟ダート1800m 小雨/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で水口優也騎手（5戦1勝）。13頭立ての4番人気で大外13番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では卓出した伸び脚で猛追したが、勝ったルクスフロンティアに詰め切れず、3馬身差の2着となった。

11月18日、中4週で迎えた17戦目は、3歳以上2勝クラスの蹴上特別（京都ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で水口優也騎手（6戦1勝）。16頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線ではいい脚を見せられず11着に敗れた。

12月9日、中2週で迎えた18戦目は、3歳以上2勝クラスの赤穂特別（阪神ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で水口優也騎手（7戦1勝）。15頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線ではスパッとキレる脚を見せたが、伸びてきたサンライズジャスト決め手に屈してクビ差の2着に惜敗した。

5歳（2024年）

3月16日、約3か月半の休養明けで迎えた19戦目は、ハンデ戦で4歳以上2勝クラスの弥富特別（中京ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で水口優也騎手（8戦1勝）。16頭立ての9番人気で13番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず15着に終わった。

3月30日、中1週で迎えた20戦目は、4歳以上2勝クラス（阪神ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で水口優也騎手（9戦1勝）。15頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、5着に終わった。

4月13日、中1週で迎えた21戦目は、4歳以上2勝クラス（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で水口優也騎手（10戦1勝）。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

5月12日、中3週で迎えた22戦目は、4歳以上2勝クラス（京都ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は10戦連続で水口優也騎手（11戦1勝）。14頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず10着に敗れた。

8月25日、約3か月半の休養明けで迎えた23戦目は、3歳以上2勝クラスの大府特別（中京ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は11戦連続で水口優也騎手（12戦1勝）。16頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを3番手で通過。直線ではもうひとつ伸びを欠き、5着に終わった。

9月14日、中2週で迎えた24戦目は、3歳以上2勝クラスの恵那特別（中京ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で水口優也騎手（13戦1勝）。12頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを4番手で通過。直線では天性の負けん性を発揮してゴールまで力闘したが、4着に終わった。

10月5日、中2週で迎えた25戦目は、3歳以上2勝クラス（京都ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は13戦連続で水口優也騎手（14戦1勝）。14頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで力走し、3着に入った。

10月26日、中2週で迎えた26戦目は、3歳以上2勝クラス（京都ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は14戦連続で水口優也騎手（15戦1勝）。15頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後は脚色が衰えて11着に敗れた。