クラクエンマリー（2005年生、母プリンセスマリー）

クラクエンマリー（2005年4月10日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋母名の一部」。毛色は芦毛。種牡馬のアドマイヤコジーン（当時9歳）と交配したプリンセスマリーが7歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）杵臼牧場。戦績は、中央平地1戦0勝、地方21戦1勝2着5回。主な勝ち鞍は2008年の3歳以上C2 18。

経歴

デビュー前

武宏平厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2007年）

12月23日、デビュー戦は東川公則騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神芝1400m 晴/重）に出走。馬体重は454kg。18頭立ての15番人気で10番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では鋭い脚を使えず17着に終わった。

3歳（2008年）

1月30日、中4週で馬体重を前走から16kg減らして迎えた2戦目は、有馬澄男騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の広峰山特別（園田ダート1400m 曇/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。8頭立ての6番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では脚が残っておらず7着に終わった。

5月28日、約4か月の休み明けで迎えた3戦目は、3歳戦の揖斐川賞（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は東川公則騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では末脚がパッとせず8着に終わった。

7月14日、中6週で迎えた4戦目は、岡部誠騎手を鞍上に迎えて、3歳（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

8月5日、中2週で迎えた5戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岡部誠騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では見事な伸び脚で急追したが、勝ったヒシマウンテンに詰め切れず、2馬身差の2着となった。

8月22日、中1週で迎えた6戦目は、3歳（名古屋ダート800m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で岡部誠騎手（2戦0勝）。8頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではビュッとキレる脚で追い上げたが、抜け出したサンマルシャルムにアタマ差届かず2着となった。

9月5日、中1週で迎えた7戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で岡部誠騎手（3戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に飲まれ4着に沈んだ。

10月9日、中4週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた8戦目は、3歳（名古屋ダート800m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で岡部誠騎手（4戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では目を引く伸びを見せたが、ワイズプロローグに交わされて2馬身3/4差の2位に入線したが、その後3着に降着となった。

10月23日、中1週で迎えた9戦目は、3歳（名古屋ダート800m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で岡部誠騎手（5戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では見所を作れず7着に敗れた。

11月4日、中1週で迎えた10戦目は、一般C28（名古屋ダート800m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で岡部誠騎手（6戦0勝）。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く5着に敗れた。

11月17日、中1週で迎えた11戦目は、一般C29（名古屋ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で岡部誠騎手（7戦0勝）。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、でレースを進める。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では余力が残っておらず6着に敗れた。

12月14日、中3週で迎えた12戦目は、山口勲騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2 18（佐賀ダート1300m 晴/稍重）に出走。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るシゲトノリを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は2馬身半の差をつけて待望の初白星を挙げた。

12月20日、連闘で迎えた13戦目は、林陽介騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2 29（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ラッキーサムタイムに交わされて2馬身半差の2着となった。

4歳（2009年）

1月2日、中1週で迎えた14戦目は、4歳以上C2 14（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は山口勲騎手（1戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。ハナを取り切り、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚勢がやや鈍り、3着に終わった。

1月12日、中0週で迎えた15戦目は、4歳以上C2 26（佐賀ダート1300m 雪/良）に出走。鞍上は2戦連続で山口勲騎手（2戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。先手を取り、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘り切れず4着に沈んだ。

1月17日、連闘で迎えた16戦目は、4歳以上C2 13（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で山口勲騎手（3戦1勝）。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、で集団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したワンスタディオンを捕まえ切れず、2馬身半差の2着となった。

1月25日、連闘で迎えた17戦目は、4歳以上C2 27（佐賀ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で山口勲騎手（4戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ノーブルグラッドにハナ差交わされて2着に甘んじた。

2月7日、中1週で迎えた18戦目は、4歳以上C2-10（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で山口勲騎手（5戦1勝）。8頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、でレースを引っ張る。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では末脚が振るわず6着に敗れた。

2月28日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた19戦目は、山下貴光騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2-10（佐賀ダート1400m 曇/重）に出走。9頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず9着に終わった。

3月7日、連闘で迎えた20戦目は、竹吉徹騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2 26（佐賀ダート1300m 曇/重）に出走。7頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では鋭い脚を使えず7着に終わった。

3月15日、連闘で迎えた21戦目は、4歳以上C2-9（佐賀ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は山口勲騎手（6戦1勝）。10頭立ての8番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。最後はタレてしまい10着に終わった。

3月22日、連闘で迎えた22戦目は、4歳以上C2-20（佐賀ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で山口勲騎手（7戦1勝）。12頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には届かず11着に終わった。