エンジェルアイズ（1986年生、母ブライトホウヨウ）

エンジェルアイズ（1986年3月25日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のサクラショウリ（当時11歳）と交配したブライトホウヨウが11歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）豊洋牧場。戦績は、中央平地11戦1勝2着2回。主な勝ち鞍は1989年の4歳未勝利。

経歴

デビュー前

二本柳俊一厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1989年）

1月28日、デビュー戦は杉浦宏昭騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（東京ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は424kg。12頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では今一つ伸び切れず5着に敗れた。

2月19日、中2週で迎えた2戦目は、4歳新馬（東京芝1600m 晴/重）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で杉浦宏昭騎手（1戦0勝）。12頭立ての7番人気で13番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではスパッとキレる脚で猛進したが、伸びてきたタケクラベ決め手に屈して半馬身差の2着となった。

4月2日、中5週で迎えた3戦目は、古川寛和騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。13頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では切れ味抜群の末脚を発揮したが、3着に終わった。

5月7日、中4週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（東京芝1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で古川寛和騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では見せ場なく5着に敗れた。

6月18日、中5週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（新潟芝1400m 曇/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で古川寛和騎手（2戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、やや速いペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の勝負根性でしぶとく走り抜いたが、シービースワローにクビ差交わされて2着に甘んじた。

7月8日、中2週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（新潟芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で古川寛和騎手（3戦0勝）。17頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

7月22日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた7戦目は、4歳未勝利（新潟芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で古川寛和騎手（4戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、平均ペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一寸刻みに前との差を詰めて、最後は2着のリープリバーを半馬身振り切って未勝利戦を制した。

4歳（1990年）

6月3日、約10か月半の休み明けで馬体重を前走から16kg戻して迎えた8戦目は、5歳以上500万下（東京芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で古川寛和騎手（5戦1勝）。12頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では脚が残っておらず12着に敗れた。

7月1日、中3週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた9戦目は、5歳以上500万下（福島芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で古川寛和騎手（6戦1勝）。13頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では最後まで息が続かず9着に敗れた。

7月22日、中2週で迎えた10戦目は、4歳以上500万下（新潟芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で古川寛和騎手（7戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では伸びが鈍く9着に敗れた。

8月5日、中1週で迎えた11戦目は、4歳以上500万下（新潟ダート1700m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は9戦連続で古川寛和騎手（8戦1勝）。11頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず11着に終わった。