ファイナルヒーロー（1998年生、母ミホノヒーロー）

ファイナルヒーロー（1998年4月6日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のイブキマイカグラ（当時10歳）と交配したミホノヒーローが19歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は中村理恵。戦績は、中央平地2戦0勝、地方38戦3勝2着11回。主な勝ち鞍は2002年の4歳以上C2。

経歴

デビュー前

浅野洋一郎厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2001年）

11月25日、デビュー戦は池田鉄平騎手を鞍上に据えて、3歳以上500万下（中京ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は440kg。16頭立ての16番人気で9番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では上がり3位タイの末脚を見せたが上位争いには絡めず15着に終わった。

12月8日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた2戦目は、3歳以上500万下（中京ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で池田鉄平騎手（1戦0勝）。16頭立ての16番人気で6番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを14番手で通過。直線では末脚に勢いがなく15着に終わった。

4歳（2002年）

2月2日、中7週で馬体重を前走から13kg戻して迎えた3戦目は、下條知之騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 曇/稍重）に出走。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

2月19日、中1週で迎えた4戦目は、倉富隆一郎騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。8頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したサンダールチアを捕まえ切れず、半馬身差の2着となった。

3月3日、中1週で迎えた5戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で倉富隆一郎騎手（1戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るシンプウを上がり0位の末脚で半馬身差し切って初白星を挙げた。

3月20日、中1週で迎えた6戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で倉富隆一郎騎手（2戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したキョウエイブリーズを捕まえ切れず、6馬身差の2着に敗北した。

4月20日、中3週で迎えた7戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で倉富隆一郎騎手（3戦1勝）。7頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るシゲルストップダカを上がり0位の末脚で3/4馬身差し切って優勝

5月6日、中1週で迎えた8戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で倉富隆一郎騎手（4戦2勝）。8頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

5月25日、中2週で迎えた9戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で倉富隆一郎騎手（5戦2勝）。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したシゲルストップダカを捕まえ切れず、アタマ差の2着に甘んじた。

6月8日、中1週で迎えた10戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で倉富隆一郎騎手（6戦2勝）。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したシンプウを捕まえ切れず、2馬身差の2着に敗北した。

6月30日、中2週で迎えた11戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は8戦連続で倉富隆一郎騎手（7戦2勝）。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したホクレアファイターを捕まえ切れず、1馬身半差の2着となった。

7月13日、中1週で迎えた12戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で倉富隆一郎騎手（8戦2勝）。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

8月3日、中2週で迎えた13戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は下條知之騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

8月17日、中1週で迎えた14戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は倉富隆一郎騎手（9戦2勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には届かず6着に敗れた。

8月24日、連闘で迎えた15戦目は、真島正徳騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 雨/不良）に出走。7頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず3着に敗れた。

9月23日、中3週で迎えた16戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は倉富隆一郎騎手（10戦2勝）。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したプリオールエスパーを捕まえ切れず、1馬身半差の2着となった。

10月20日、中3週で迎えた17戦目は、3歳以上C2（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で倉富隆一郎騎手（11戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したスインセリティを捕まえ切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

11月9日、中2週で迎えた18戦目は、3歳以上C2（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で倉富隆一郎騎手（12戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

12月1日、中2週で迎えた19戦目は、3歳以上C2（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で倉富隆一郎騎手（13戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、伸びてきたセイントアロー決め手に屈して3/4馬身差の2着に敗北した。

12月23日、中2週で迎えた20戦目は、3歳以上C2（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で倉富隆一郎騎手（14戦2勝）。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには絡めず4着に敗れた。

5歳（2003年）

1月5日、中1週で迎えた21戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1400m 雪/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で倉富隆一郎騎手（15戦2勝）。9頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには参加できず6着に終わった。

6月14日、約5か月半の休み明けで迎えた22戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で倉富隆一郎騎手（16戦2勝）。8頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には届かず4着に敗れた。

7月6日、中2週で迎えた23戦目は、安楽成秀騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 曇/稍重）に出走。9頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを5番手で通過。直線では脚を伸ばせず6着に終わった。

7月27日、中2週で迎えた24戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で安楽成秀騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには加われず5着に終わった。

8月17日、中2週で迎えた25戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で安楽成秀騎手（2戦0勝）。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには絡めず5着に敗れた。

9月6日、中2週で迎えた26戦目は、川野幸治騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。8頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には届かず4着に終わった。

9月15日、連闘で迎えた27戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で川野幸治騎手（1戦0勝）。8頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

10月25日、中5週で迎えた28戦目は、3歳以上C2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は安楽成秀騎手（3戦0勝）。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

11月16日、中2週で迎えた29戦目は、鮫島克也騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを6番手で通過。直線では脚を伸ばせず7着に敗れた。

12月6日、中2週で迎えた30戦目は、3歳以上C2（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は安楽成秀騎手（4戦0勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら8番手で通過。直線では脚を伸ばせず9着に敗れた。

12月23日、中1週で迎えた31戦目は、3歳以上C2（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で安楽成秀騎手（5戦0勝）。10頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には届かず5着に終わった。

6歳（2004年）

1月4日、中1週で迎えた32戦目は、東真市騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。10頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したドリームエクスを捕まえ切れず、ハナ差の2着となった。

1月19日、中1週で迎えた33戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で東真市騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着を確保した。

2月1日、中1週で迎えた34戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で東真市騎手（2戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したイブキアンクレットを捕まえ切れず、半馬身差の2着に敗北した。

2月15日、中1週で迎えた35戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で東真市騎手（3戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のニシノカドモスに2馬身の差をつけて久しぶりに勝ち星を挙げた。

3月1日、中1週で迎えた36戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で東真市騎手（4戦1勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚色が悪くなり7着に敗れた。

3月15日、中1週で迎えた37戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で東真市騎手（5戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したシゲルシロワインを捕まえ切れず、1馬身差の2着に敗北した。

3月29日、中1週で迎えた38戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は川野幸治騎手（2戦0勝）。10頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

4月10日、中1週で迎えた39戦目は、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は安楽成秀騎手（6戦0勝）。8頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では見せ場を作れず7着に終わった。

5月3日、中2週で迎えた40戦目は、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で安楽成秀騎手（7戦0勝）。10頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず9着に終わった。