コアレスカレント（2003年生、母ミルビリーヴ）

コアレスカレント（2003年4月23日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋流れ」。毛色は鹿毛。種牡馬のマヤノトップガン（当時11歳）と交配したミルビリーヴが7歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は山本通則。戦績は、中央平地3戦0勝、地方16戦3勝2着1回。主な勝ち鞍は2007年の一般C3。

経歴

デビュー前

西塚安夫厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2006年）

4月1日、デビュー戦は勝浦正樹騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は446kg。9頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。かなりのハイペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後は脚勢が悪くなり9着に終わった。

5月27日、中7週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた2戦目は、田中博康騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京芝1400m 雨/稍重）に51kgの軽斤量で出走。芝レースへの出走は初となった。18頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では余力が残っておらず16着に終わった。

8月30日、約3か月の休養明けで馬体重を前走から20kg戻して迎えた3戦目は、山口竜一騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のプレセペ特別（旭川ダート1000m 曇/良）に出走。10頭立ての9番人気で大外10番ゲートからスタート。10着に終わった。

9月30日、中3週で迎えた4戦目は、赤木高太郎騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京芝1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての17番人気で13番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、馬場の外目を回って11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では末脚が冴えず12着に終わった。

11月11日、中5週で迎えた5戦目は、関本淳騎手を鞍上に迎えて、一般C3（水沢ダート1300m 曇/重）に出走。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚を伸ばせず7着に敗れた。

11月25日、中1週で迎えた6戦目は、一般C3（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で関本淳騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に沈み4着に沈んだ。

12月2日、連闘で迎えた7戦目は、一般C3（水沢ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で関本淳騎手（2戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では末脚が続かず、3着に終わった。

12月9日、連闘で迎えた8戦目は、一般C3（水沢ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で関本淳騎手（3戦0勝）。10頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では見せ場なく7着に終わった。

12月23日、中1週で迎えた9戦目は、一般C3（水沢ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で関本淳騎手（4戦0勝）。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には食い込めず7着に敗れた。

4歳（2007年）

1月2日、中0週で迎えた10戦目は、一般C3（水沢ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は6戦連続で関本淳騎手（5戦0勝）。10頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ローランデイラミにクビ差交わされて2着となった。

3月25日、約2か月半の間隔を開けて迎えた11戦目は、斎藤雄一騎手を鞍上に迎えて、一般C3（水沢ダート1300m 小雨/重）に出走。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。ハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘り切れず4着に沈んだ。

4月15日、中2週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた12戦目は、一般C3（水沢ダート1300m 小雨/稍重）に出走。鞍上は関本淳騎手（6戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では余力が残っておらず5着に敗れた。

4月22日、連闘で迎えた13戦目は、一般C3（水沢ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で関本淳騎手（7戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のロマンウィングに4馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

5月5日、中1週で迎えた14戦目は、一般C3（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で関本淳騎手（8戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では末脚を持続できず、3着に終わった。

5月19日、中1週で迎えた15戦目は、一般C3（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で関本淳騎手（9戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。果敢に端をきり、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のフェイバーエースに6馬身の差をつけてファンの高評価に応えた。

5月28日、連闘で迎えた16戦目は、一般C3（水沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で関本淳騎手（10戦2勝）。10頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後はバタバタになってしまい8着に終わった。

6月4日、連闘で馬体重を前走から10kg増やして迎えた17戦目は、一般C3（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で関本淳騎手（11戦2勝）。10頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。前に出て、でレースを引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後は脚勢が悪くなり10着に終わった。

6月18日、中1週で迎えた18戦目は、一般C3（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で関本淳騎手（12戦2勝）。10頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。逃げる形となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のリックテレジアに2馬身半の差をつけて1着ゴールを果たした。

8月4日、中6週で迎えた19戦目は、一般C2（水沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で関本淳騎手（13戦3勝）。10頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は力尽きて7着に終わった。