シゲルトラメイシ（2016年生、母シルキーウィズ）

シゲルトラメイシ（2016年5月5日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋宝石名『虎目石』」。毛色は鹿毛。種牡馬のジャングルポケット（当時18歳）と交配したシルキーウィズが15歳のときに産んだ10番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者はラツキー牧場。主な勝ち鞍は2020年の4歳以上C2-5。

経歴

デビュー前

1歳のとき、ラッキー牧場から「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場され、森中蕃によって162万円で落札された。

千田輝彦厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2018年）

12月15日、デビュー戦は国分優作騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神芝1600m 外回り晴/良）に出走。馬体重は438kg。14頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず11着に終わった。

3歳（2019年）

3月16日、約3か月の休養明けで迎えた2戦目は、田中学騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（阪神芝1800m 外回り曇/稍重）に出走。16頭立ての16番人気で2番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では末脚を伸ばせず14着に終わった。

6月29日、約3か月半の休み明けで迎えた3戦目は、岩田望来騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京芝2200m 曇/稍重）に51kgの軽斤量で出走。13頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始5番手を追走。最後は脚が止まってしまい11着に終わった。

8月18日、中6週で迎えた4戦目は、川須栄彦騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝1200m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。17頭立ての17番人気で5番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では見所を作れず11着に終わった。

2019年8月31日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。

9月29日、中5週で馬体重を前走から15kg増やして迎えた5戦目は、山下裕貴騎手を鞍上に迎えて、3歳（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。先手を奪い、で一団を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では鋭い脚を使えず8着に敗れた。

10月6日、連闘で迎えた6戦目は、山口勲騎手を鞍上に迎えて、ウーマんチャンス（佐賀ダート900m 晴/良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では別次元の末脚を爆発させて、最後は2着のルーシーを3/4馬身振り切って初勝利を挙げた。

11月2日、中3週で迎えた7戦目は、3歳以上C2 14（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は山下裕貴騎手（1戦0勝）。8頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。端をきる形となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では天資の勝負根性でゴールまで力戦し、3着を確保した。

11月9日、連闘で迎えた8戦目は、3歳以上C2 31（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は山口勲騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。端に立つ形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではあとひと踏ん張りが利かず、3着に終わった。

12月1日、中2週で迎えた9戦目は、3歳以上C2 12（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は山下裕貴騎手（2戦0勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一気に末脚を伸ばして、最後は2着のケイティーズソレルに2馬身の差をつけて優勝

12月17日、中1週で迎えた10戦目は、3歳以上C2-5（佐賀ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で山下裕貴騎手（3戦1勝）。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。ハナを取り切り、でレースを引っ張る。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では伸びが劣勢になり6着に敗れた。

4歳（2020年）

1月12日、中3週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた11戦目は、4歳以上C2-6（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で山下裕貴騎手（4戦1勝）。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では物凄い伸び脚で猛進したが、リッカウィンドウに交わされて2馬身差の2着となった。

1月25日、中1週で馬体重を前走から11kg絞って迎えた12戦目は、4歳以上C2-4（佐賀ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で山下裕貴騎手（5戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚が振るわず4着に敗れた。

2月15日、中2週で迎えた13戦目は、4歳以上C2-5（佐賀ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で山下裕貴騎手（6戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では猛烈な末脚を炸裂させてあっさりと抜け出し、最後は2着のドラゴンダナに3馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

2月23日、連闘で迎えた14戦目は、木芽月賞（佐賀ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は山口勲騎手（2戦1勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が悪くなり5着に敗れた。

3月7日、中1週で迎えた15戦目は、石川慎将騎手を鞍上に迎えて、雛月賞（佐賀ダート1400m 雨/稍重）に出走。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では速い脚を使えず6着に敗れた。

3月20日、中1週で迎えた16戦目は、4歳以上C1 11（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は山下裕貴騎手（7戦2勝）。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、で集団を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。最後は一杯になって10着に敗れた。

2020年3月21日付で地方競馬の競走馬登録を抹消した。