カミノヤシマ（1985年生、母マクガレツト）
Kamino Yashima
1985.03.15
カミノヤシマ（1985年3月15日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のアンバーラマ（当時18歳）と交配したマクガレツトが16歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道白老郡白老町、生産者は合名会社社台牧場。戦績は、中央平地8戦3勝、地方20戦3勝2着2回。主な勝ち鞍は1989年の4歳以上400万下。
経歴
デビュー前
野平祐二厩舎（美浦）へ入厩。
2歳（1987年）
8月16日、デビュー戦は田中清隆騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（新潟芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は480kg。6頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、やや厳しいペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では驚異的な末脚を爆発させてあっさりと抜け出し、最後は2着のガクエンツービートに7馬身の差をつけて初勝利を挙げた。
3歳（1988年）
10月8日、約14か月の休養明けで馬体重を前走から30kg増やして迎えた2戦目は、4歳以上400万下の岩谷特別（福島芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で田中清隆騎手（1戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず11着に敗れた。
10月29日、中2週で迎えた3戦目は、関口睦介騎手を鞍上に迎えて、4歳以上400万下（東京ダート1400m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。13頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、些か速いペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では終いの伸びを欠き、4着に終わった。
4歳（1989年）
10月22日、約12か月の休養明けで迎えた4戦目は、柴田政人騎手を鞍上に迎えて、4歳以上400万下（東京ダート1400m 曇/良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、やや速いペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではきっちりと末脚を伸ばして、最後は2着のスーパーブーンに1馬身半の差をつけて久方ぶりの一戦を物にした。
11月12日、中2週で迎えた5戦目は、杉浦宏昭騎手を鞍上に迎えて、4歳以上400万下（東京ダート1200m 晴/良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。ハナを切り、少し遅いペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一歩一歩着実に終いの脚を伸ばして、最後は2着のジングウダンサーを半馬身振り切ってファンの期待に応えた。
12月10日、中3週で迎えた6戦目は、4歳以上900万下の清澄特別（中山芝1600m 外回り 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で杉浦宏昭騎手（1戦1勝）。13頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。敢然と端をきり、ミドルペースで一団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はバタバタになってしまい9着に敗れた。
5歳（1990年）
1月6日、中3週で迎えた7戦目は、5歳以上900万下の若水賞（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で杉浦宏昭騎手（2戦1勝）。12頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は力尽きて10着に終わった。
3月18日、中9週で迎えた8戦目は、横田雅博騎手を鞍上に迎えて、5歳以上900万下（中山芝1600m 外回り 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。14頭立ての10番人気で12番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい13着に終わった。
7月14日、約4か月の休み明けで迎えた9戦目は、堀千亜樹騎手を鞍上に迎えて、さそり座特別（大井ダート1700m 曇/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。9着に敗れた。
7月30日、中1週で迎えた10戦目は、ジュピター特別（大井ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で堀千亜樹騎手（1戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。5着に終わった。
8月9日、中0週で迎えた11戦目は、一般C2一二（大井ダート1600m 内回り 雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で堀千亜樹騎手（2戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。9着に敗れた。
8月24日、中1週で迎えた12戦目は、わし座特別（大井ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で堀千亜樹騎手（3戦0勝）。11頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。6着に敗れた。
9月4日、中1週で迎えた13戦目は、新秋特別（大井ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で堀千亜樹騎手（4戦0勝）。13頭立ての1番人気に推されて大外13番ゲートからスタート。7着に敗れた。
6歳（1991年）
4月23日、約7か月半の休み明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた14戦目は、及川靖騎手を鞍上に迎えて、一般C2九（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。4着に敗れた。
5月13日、中2週で迎えた15戦目は、一般C2十（川崎ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で及川靖騎手（1戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のフアイヤーブラウに半馬身の差をつけて久方ぶりに勝ち星を挙げた。
5月29日、中1週で迎えた16戦目は、一般C2六（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で及川靖騎手（2戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。4着に敗れた。
6月10日、中1週で迎えた17戦目は、一般C2三（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で及川靖騎手（3戦1勝）。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。最後は、2着のカシワダーリンに2馬身半の差をつけて5勝目をゲットした。
6月28日、中2週で迎えた18戦目は、一般C1四（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で及川靖騎手（4戦2勝）。11頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。3着に終わった。
7月22日、中2週で迎えた19戦目は、御宿特別（船橋ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で及川靖騎手（5戦2勝）。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。4着に敗れた。
8月19日、中3週で迎えた20戦目は、一般C1三（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で及川靖騎手（6戦2勝）。5頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。5着に敗れた。
8月28日、連闘で迎えた21戦目は、一般C1四（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で及川靖騎手（7戦2勝）。8頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。最後は、2着のネップスクインに1馬身半の差をつけて勝利を手中に収めた。
9月23日、中3週で迎えた22戦目は、ロベリア特別（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で及川靖騎手（8戦3勝）。11頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。7着に敗れた。
10月11日、中2週で迎えた23戦目は、オパール特別（船橋ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は10戦連続で及川靖騎手（9戦3勝）。12頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。5着に敗れた。
10月16日、連闘で馬体重を前走から13kg減らして迎えた24戦目は、一般C1三（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で及川靖騎手（10戦3勝）。11頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったネップスクインから5馬身差の2着となった。
11月5日、中2週で迎えた25戦目は、トパーズ特別（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で及川靖騎手（11戦3勝）。7頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。最後は、勝ったネップスクインから1馬身半差の2着となった。
11月13日、連闘で迎えた26戦目は、葉牡丹特別（船橋ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で及川靖騎手（12戦3勝）。9頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。6着に終わった。
7歳（1992年）
1月14日、中8週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた27戦目は、小野寺功騎手を鞍上に迎えて、一般（水沢ダート1600m 小雪/不良）に出走。8頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。7着に終わった。
4月25日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から8kg戻して迎えた28戦目は、一般（水沢ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小野寺功騎手（1戦0勝）。8頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。8着に終わった。