マンティスハント（2001年生、母ウィッチフルシンキング）

マンティスハント（2001年3月11日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「カマキリ狩り　カマキリは強欲の象徴」。毛色は鹿毛。種牡馬のDeputy Minister（当時22歳）と交配したウィッチフルシンキングが8歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道勇払郡追分町、生産者は追分ファーム。戦績は、中央平地7戦0勝2着3回。

経歴

デビュー前

サンデーサラブレッドクラブにて総額2,600万円（65万×40口）で一口馬主が募集された。

二ノ宮敬宇厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2003年）

10月18日、デビュー戦は蛯名正義騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（東京芝1400m 晴/良）に出走。馬体重は442kg。18頭立ての2番人気に推されて14番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、少し遅いペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では印象的な伸び脚を見せたが、レディインブラックに交わされて4馬身差の2着に敗北した。

11月29日、中5週で迎えた2戦目は、牝馬限定の2歳未勝利（東京芝1400m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で蛯名正義騎手（1戦0勝）。18頭立ての2番人気に推されて15番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、ミドルペースでレースを進める。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線ではしぶとく脚を使って伸び続けたが、ギミーシェルターに交わされて1馬身半差の2着に敗北した。

12月14日、中1週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で蛯名正義騎手（2戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、若干遅いペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ロードスフィーダに交わされて1馬身1/4差の2着に敗北した。

3歳（2004年）

1月11日、中3週で迎えた4戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は4戦連続で蛯名正義騎手（3戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。激烈なハイペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず7着に敗れた。

7月11日、約6か月の休養明けで馬体重を前走から40kg増やして迎えた5戦目は、菊沢隆徳騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（函館芝1200m 雨/稍重）に出走。15頭立ての2番人気に推されて12番ゲートからスタート。壮絶なハイペースでレースが進む中、馬場の外目を回って8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず9着に敗れた。

8月1日、中2週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（函館芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で菊沢隆徳騎手（1戦0勝）。16頭立ての5番人気で12番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚を伸ばせず6着に敗れた。

9月25日、中7週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた7戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（札幌ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で菊沢隆徳騎手（2戦0勝）。13頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では余力が残っておらず9着に敗れた。