ライトオブダンス（1986年生、母ライトグランジヤー）

ライトオブダンス（1986年5月28日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のロードオブザダンス（当時14歳）と交配したライトグランジヤーが9歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は榊原幸吉。戦績は、中央平地18戦1勝2着1回、地方14戦0勝。主な勝ち鞍は1989年の4歳未出走。

経歴

デビュー前

安藤正敏厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1989年）

3月25日、デビュー戦は岡潤一郎騎手を鞍上に据えて、4歳未出走（阪神ダート1800m 曇/稍重）に出走。馬体重は502kg。15頭立ての14番人気で5番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では閃光のような末脚を発揮し、5着に入り込んだ。

4月8日、中1週で迎えた2戦目は、4歳未出走（阪神ダート1800m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で岡潤一郎騎手（1戦0勝）。15頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のゴッドダイオーをアタマ差振り切って初勝利を挙げた。

5月13日、中4週で迎えた3戦目は、4歳400万下（京都ダート1800m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で岡潤一郎騎手（2戦1勝）。16頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず11着に敗れた。

12月23日、約7か月半の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた4戦目は、4歳以上400万下（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で岡潤一郎騎手（3戦1勝）。16頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで力走し、5着を確保した。

4歳（1990年）

3月11日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から8kg絞って迎えた5戦目は、5歳以上500万下（阪神ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で岡潤一郎騎手（4戦1勝）。15頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚色が衰えて12着に終わった。

3月18日、連闘で迎えた6戦目は、蓑田早人騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（中京ダート1700m 晴/良）に出走。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。先頭に立ち、落ち着いたペースでレースを引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が衰えて6着に敗れた。

4月7日、中2週で迎えた7戦目は、5歳以上500万下（阪神ダート1200m 雨/稍重）に出走。鞍上は岡潤一郎騎手（5戦1勝）。16頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では伸びが鈍く10着に敗れた。

4月28日、中2週で迎えた8戦目は、5歳以上500万下（京都芝2000m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で岡潤一郎騎手（6戦1勝）。17頭立ての11番人気で18番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では出色の末脚を披露し、3着に入り込んだ。

6月10日、中5週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた9戦目は、木藤隆行騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。12頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚色が鈍り9着に敗れた。

6月23日、中1週で迎えた10戦目は、4歳以上500万下の十勝岳特別（札幌芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は岡潤一郎騎手（7戦1勝）。14頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、平均的なペースで集団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚色が鈍り10着に終わった。

7月8日、中1週で迎えた11戦目は、4歳以上500万下（札幌ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岡潤一郎騎手（8戦1勝）。11頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前の忍耐力で最後まで脚を伸ばしたが、抜け出したナイキアローに3/4馬身届かず2着となった。

7月14日、連闘で迎えた12戦目は、4歳以上500万下（札幌ダート1000m 小雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で岡潤一郎騎手（9戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では終いが甘くなり、3着に終わった。

7月28日、中1週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた13戦目は、4歳以上500万下（札幌ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で岡潤一郎騎手（10戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後はバテてしまい8着に敗れた。

9月8日、中5週で馬体重を前走から18kg絞って迎えた14戦目は、4歳以上500万下（中京ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で岡潤一郎騎手（11戦1勝）。10頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では末脚に勢いがなく9着に終わった。

9月23日、中1週で迎えた15戦目は、久保田英敬騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中京ダート1700m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。11頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後はタレてしまい9着に終わった。

9月29日、連闘で迎えた16戦目は、4歳以上500万下（中京ダート1000m 曇/稍重）に出走。鞍上は岡潤一郎騎手（12戦1勝）。14頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では末脚が冴えず7着に終わった。

10月13日、中1週で迎えた17戦目は、4歳以上500万下（京都ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で岡潤一郎騎手（13戦1勝）。10頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では脚を伸ばせず6着に終わった。

11月3日、中2週で迎えた18戦目は、4歳以上500万下（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で岡潤一郎騎手（14戦1勝）。14頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は脚勢が悪くなり11着に終わった。

5歳（1991年）

1月20日、約2か月半の間隔を開けて迎えた19戦目は、山口勲騎手を鞍上に迎えて、5歳以上A2（佐賀ダート1400m 小雨/稍重）に出走。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。4着に敗れた。

8月4日、約6か月半の休養明けで迎えた20戦目は、吉田隆二騎手を鞍上に迎えて、火の国賞（荒尾ダート1500m 曇/良）に出走。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。4着に敗れた。

8月18日、中1週で迎えた21戦目は、松島壽騎手を鞍上に迎えて、火の国賞（荒尾ダート2000m 晴/良）に出走。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。5着に敗れた。

9月10日、中2週で迎えた22戦目は、大久保真二騎手を鞍上に迎えて、火の国賞（荒尾ダート1900m 晴/良）に出走。8頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。5着に終わった。

9月24日、中1週で迎えた23戦目は、火の国賞（荒尾ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で大久保真二騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。5着に敗れた。

10月20日、中3週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた24戦目は、火の国賞（荒尾ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で大久保真二騎手（2戦0勝）。8頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。6着に敗れた。

11月5日、中1週で迎えた25戦目は、火の国賞（荒尾ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で大久保真二騎手（3戦0勝）。7頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。4着に敗れた。

12月1日、中3週で迎えた26戦目は、火の国賞（荒尾ダート1900m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で大久保真二騎手（4戦0勝）。9頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。7着に敗れた。

12月22日、中2週で迎えた27戦目は、火の国賞（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で大久保真二騎手（5戦0勝）。9頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。8着に終わった。

6歳（1992年）

1月2日、中1週で迎えた28戦目は、火の国賞（荒尾ダート2000m 曇/不良）に出走。鞍上は7戦連続で大久保真二騎手（6戦0勝）。9頭立ての9番人気で大外9番ゲートからスタート。9着に終わった。

1月21日、中2週で迎えた29戦目は、牧野孝光騎手を鞍上に迎えて、岩手県騎手招待特別（荒尾ダート1900m 曇/良）に出走。9頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。6着に終わった。

2月3日、中1週で迎えた30戦目は、火の国賞（荒尾ダート1900m 雨/不良）に出走。鞍上は大久保真二騎手（7戦0勝）。8頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。4着に終わった。

2月17日、中1週で迎えた31戦目は、火の国賞（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大久保真二騎手（8戦0勝）。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。7着に敗れた。

3月3日、中1週で迎えた32戦目は、りんどう賞（荒尾ダート1500m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で大久保真二騎手（9戦0勝）。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。8着に敗れた。