スズファイヤー（1989年生、母スズボタン）

Suzu Fire

1989.04.15

スズファイヤー（1989年4月15日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のパークリージエント（当時8歳）と交配したスズボタンが18歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）柏台牧場。戦績は、中央平地13戦0勝。

経歴

デビュー前

富田六郎厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1992年）

10月11日、デビュー戦は中舘英二騎手を鞍上に据えて、4歳未勝利（福島芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は428kg。16頭立ての5番人気で13番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後は脚勢が衰えて12着に敗れた。

11月1日、中2週で迎えた2戦目は、伊藤暢康騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島芝1200m 晴/良）に出走。14頭立ての8番人気で大外14番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、馬場の外目を回って7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張り、4着に入り込んだ。

11月15日、中1週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（福島芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は中舘英二騎手（1戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず6着に敗れた。

11月28日、中1週で迎えた4戦目は、蛯名信広騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中京ダート1000m 曇/良）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての11番人気で13番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり4位タイの末脚を繰り出したが上位争いには加われず10着に終わった。

12月12日、中1週で迎えた5戦目は、4歳以上500万下（中京ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で蛯名信広騎手（1戦0勝）。14頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではキレのいい末脚を発揮し、3着に入った。

4歳（1993年）

1月31日、中6週で迎えた6戦目は、柏崎正次騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。12頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず6着に終わった。

2月6日、連闘で迎えた7戦目は、5歳以上500万下（小倉芝2000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で柏崎正次騎手（1戦0勝）。15頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では切れ味光る末脚を発揮し、3着に入った。

2月28日、中2週で迎えた8戦目は、5歳以上500万下（小倉芝2000m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で柏崎正次騎手（2戦0勝）。13頭立ての5番人気で大外13番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く9着に敗れた。

3月14日、中1週で迎えた9戦目は、5歳以上500万下の山国川特別（小倉芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で柏崎正次騎手（3戦0勝）。10頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず9着に終わった。

6月19日、約3か月の休み明けで迎えた10戦目は、5歳以上500万下（福島芝2600m 小雨/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で柏崎正次騎手（4戦0勝）。16頭立ての14番人気で14番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではパワフルな末脚を繰り出し、4着を確保した。

7月17日、中3週で迎えた11戦目は、4歳以上500万下の新津特別（新潟芝2000m 外回り 雨/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で柏崎正次騎手（5戦0勝）。9頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず4着に終わった。

8月1日、中1週で迎えた12戦目は、4歳以上500万下（新潟芝1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で柏崎正次騎手（6戦0勝）。15頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では脚を伸ばせず7着に敗れた。

8月14日、中1週で迎えた13戦目は、4歳以上500万下の万代特別（新潟芝2200m 外回り 曇/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で柏崎正次騎手（7戦0勝）。16頭立ての15番人気で15番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず8着に終わった。