マヤノゴージャス（1988年生、母ファーストジョオー）

マヤノゴージャス（1988年4月20日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のブレイヴエストローマン（当時16歳）と交配したファーストジョオーが7歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は片山牧場。戦績は、中央平地17戦2勝。主な勝ち鞍は1991年の4歳500万下。

経歴

デビュー前

坂口正大厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1990年）

12月2日、デビュー戦は丸山勝秀騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中京芝1200m 晴/稍重）に出走。馬体重は452kg。13頭立ての6番人気で12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は脚色が鈍り11着に敗れた。

12月15日、中1週で迎えた2戦目は、3歳新馬（中京ダート1000m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で丸山勝秀騎手（1戦0勝）。11頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。先手を取る形となり、平均ペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では天資のガッツでゴールまで力戦し、4着を確保した。

3歳（1991年）

1月27日、中5週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた3戦目は、土肥幸広騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（小倉ダート1000m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。12頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では見所を作れず5着に敗れた。

2月9日、中1週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（小倉ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で土肥幸広騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。かなりのハイペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では瞬発力に優れた末脚を披露したが、3着に終わった。

3月3日、中2週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた5戦目は、4歳未勝利（中京ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は丸山勝秀騎手（2戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。先手を取る形となり、後続との差を2馬身以上保って、やや緩いペースで馬群を先導。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では強烈な末脚を爆発させて楽々と抜け出し、最後は2着のニシノブルースに4馬身の差をつけて未勝利戦を制した。

3月16日、中1週で迎えた6戦目は、4歳500万下（中京ダート1000m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で丸山勝秀騎手（3戦1勝）。15頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では一完歩ずつ確実に終いの脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のトキオアルテミスをアタマ差振り切って雨下の一戦を制した。

3月23日、連闘で迎えた7戦目は、牝馬限定3歳オープンのアネモネステークス（京都芝1400m 外回り曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で丸山勝秀騎手（4戦2勝）。16頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が衰えて15着に敗れた。

4歳（1992年）

7月25日、約16か月半の休み明けで馬体重を前走から24kg増やして迎えた8戦目は、四位洋文騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（小倉ダート1000m 晴/良）に出走。12頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張り、3着に入った。

8月2日、連闘で迎えた9戦目は、上村洋行騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（小倉ダート1000m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚を持続できず、3着に終わった。

8月16日、中1週で迎えた10戦目は、4歳以上500万下（小倉ダート1000m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で上村洋行騎手（1戦0勝）。11頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

9月5日、中2週で迎えた11戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（小倉ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で上村洋行騎手（2戦0勝）。12頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚勢が衰えて10着に敗れた。

10月3日、中3週で迎えた12戦目は、西園正都騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の雄国沼特別（福島ダート1000m 晴/良）に出走。11頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、馬場の外目を回って2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では脚が残っておらず7着に敗れた。

10月17日、中1週で迎えた13戦目は、4歳以上500万下の高湯特別（福島ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で西園正都騎手（1戦0勝）。12頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり3位タイの末脚を見せたが上位には割り込めず6着に終わった。

10月31日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた14戦目は、4歳以上500万下の久慈川特別（福島芝1200m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で西園正都騎手（2戦0勝）。14頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず9着に終わった。

11月7日、連闘で馬体重を前走から10kg絞って迎えた15戦目は、4歳以上500万下の秋元湖特別（福島芝1000m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で西園正都騎手（3戦0勝）。12頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では上がり1位タイの末脚を見せたが上位には割り込めず6着に終わった。

11月28日、中2週で馬体重を前走からさらに14kg減らして迎えた16戦目は、熊沢重文騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中京ダート1000m 曇/良）に出走。16頭立ての4番人気に推されて4番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では脚を伸ばせず10着に敗れた。

12月6日、連闘で迎えた17戦目は、4歳以上500万下の濃尾特別（中京ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で熊沢重文騎手（1戦0勝）。7頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚が振るわず6着に終わった。