ニシノゴウウン（2016年生、母ヒシクリッパー）

ニシノゴウウン（2016年3月10日）は、日本の競走馬。馬名の意味は「冠名＋豪運。強運よりも上を目指す事」。毛色は青鹿毛。種牡馬のリーチザクラウン（当時10歳）と交配したヒシクリッパーが13歳のときに産んだ7番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者はカミイスタット。主な勝ち鞍は2019年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

小島茂之厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2018年）

6月30日、デビュー戦は田辺裕信騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（福島芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は478kg。12頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚にキレが無く6着に敗れた。

9月16日、約2か月半の間隔を開けて迎えた2戦目は、2歳未勝利（中山芝1600m 外回り曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で田辺裕信騎手（1戦0勝）。15頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では見せ場なく最後はマメシボリと並んで6着同着となった。

10月14日、中3週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（東京ダート1600m 曇/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は3戦連続で田辺裕信騎手（2戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚色が悪くなり9着に敗れた。

11月18日、中4週で迎えた4戦目は、藤田菜七子騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（東京ダート1300m 曇/良）に出走。16頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり12着に敗れた。

12月23日、中4週で迎えた5戦目は、O.マーフィー騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中山ダート1200m 曇/良）に出走。16頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。かなりのハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が衰えて12着に敗れた。

3歳（2019年）

5月4日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走から10kg減らして迎えた6戦目は、杉原誠人騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では鋭い脚を使えず15着に終わった。

6月16日、中5週で迎えた7戦目は、岩田康誠騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（函館ダート1000m 曇/重）に出走。10頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るローマノキュウジツを上がり2位の末脚で3/4馬身差し切って未勝利勝ちを決めた。

10月27日、約4か月半の休養明けで迎えた8戦目は、3歳以上1勝クラス（東京ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で岩田康誠騎手（1戦1勝）。16頭立ての13番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。最後は脚を失くしてしまい14着に終わった。

11月16日、中2週で迎えた9戦目は、藤井勘一郎騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（福島ダート1150m 曇/良）に出走。16頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後は脚色が悪くなり10着に終わった。

12月14日、中3週で迎えた10戦目は、山田敬士騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（中京ダート1200m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての15番人気で14番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、馬場の外目を回って6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。最後は減速してしまい16着に終わった。

4歳（2020年）

2月2日、中6週で迎えた11戦目は、木幡初也騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1勝クラス（小倉ダート1000m 晴/重）に出走。14頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では末脚を伸ばせず12着に終わった。

2月22日、中2週で迎えた12戦目は、4歳以上1勝クラス（小倉ダート1000m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で木幡初也騎手（1戦0勝）。14頭立ての13番人気で6番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では切れる脚を使えず11着に終わった。

7月12日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた13戦目は、大庭和弥騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（福島障害芝2750m 曇/重）に出走。14頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。13着に終わった。

11月30日、約4か月半の休み明けで迎えた14戦目は、仲野光馬騎手を鞍上に迎えて、一般C1六七（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。10頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、緩やかなペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚が止まってしまい5着に終わった。

12月22日、中2週で迎えた15戦目は、東秩父村花桃の郷賞（浦和ダート800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で仲野光馬騎手（1戦0勝）。11頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい7着に敗れた。

5歳（2021年）

1月14日、中2週で迎えた16戦目は、馬い!?大寒卵とご飯を食べよう（船橋ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で仲野光馬騎手（2戦0勝）。12頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では見所を作れず11着に敗れた。

2月9日、中3週で迎えた17戦目は、一般C2三四（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で仲野光馬騎手（3戦0勝）。12頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では今一つ伸び切れず10着に終わった。