リベイクフルシティ（2020年生、母ラッキーバトル）

リベイクフルシティ（2020年2月27日）は、日本の競走馬。毛色は鹿毛。種牡馬のマジェスティックウォリアー（当時15歳）と交配したラッキーバトルが8歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は槙本牧場。2022年のゴールドジュニア(地方重賞)に勝利した他、2022年のゴールドジュニア(S3)を制するなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

宗形竹見厩舎（大井）へ入厩。

2歳（2022年）

6月28日、デビュー戦は和田譲治騎手を鞍上に据えて、2歳（大井ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は484kg。7頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のスプレンデンテに1馬身3/4の差をつけて初勝利を挙げた。

7月14日、中1週で迎えた2戦目は、2歳（大井ダート1600m 内回り雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で和田譲治騎手（1戦1勝）。7頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではきっちりと終いの脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のサベージをクビ差振り切って優勝

8月16日、中4週で迎えた3戦目は、2歳戦のはやぶさ特別（大井ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で和田譲治騎手（2戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先頭に立つ格好となり、かなり遅いペースでレースを進める。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではぐいぐいと末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のスイープステークスに1馬身1/4の差をつけて負け無しの3連勝を決めた。

9月22日、中4週で迎えた4戦目は、2歳S3のゴールドジュニア（大井ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で和田譲治騎手（3戦3勝）。12頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のポリゴンウェイヴを半馬身振り切って負け知らずの4連勝を決めた。

11月16日、中7週で迎えた5戦目は、2歳S1のハイセイコー記念（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で和田譲治騎手（4戦4勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚が冴えず5着に敗れた。

3歳（2023年）

3月29日、約4か月半の休養明けで迎えた6戦目は、3歳S2の京浜盃（大井ダート1700m 雨/重）に出走。鞍上は6戦連続で和田譲治騎手（5戦4勝）。14頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

5月10日、中5週で迎えた7戦目は、3歳S1の羽田盃（大井ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で和田譲治騎手（6戦4勝）。16頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では天稟の闘争心でゴールまで力走し、4着に入り込んだ。

6月7日、中3週で迎えた8戦目は、3歳S1の東京ダービー（大井ダート2000m 晴/重）に出走。鞍上は8戦連続で和田譲治騎手（7戦4勝）。15頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では脚が残っておらず9着に敗れた。

6月27日、中2週で迎えた9戦目は、本橋孝太騎手を鞍上に迎えて、3歳地方重賞の優駿スプリント（大井ダート1200m 曇/良）に出走。16頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず14着に敗れた。

12月7日、約5か月半の休み明けで迎えた10戦目は、笹川翼騎手を鞍上に迎えて、S2の勝島王冠（大井ダート1800m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。15頭立ての10番人気で14番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では末脚に勢いがなく14着に終わった。

12月20日、中1週で迎えた11戦目は、3歳オープンのハートビートカップ（船橋ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は和田譲治騎手（8戦4勝）。10頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、生得の持久力で渋太く末脚を持続させて、最後は2着のサベージに2馬身の差をつけて5勝目を手に入れた。

4歳（2024年）

1月18日、中3週で迎えた12戦目は、藤本現暉騎手を鞍上に迎えて、S3の報知グランプリカップ（船橋ダート1800m 晴/良）に出走。9頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず7着に終わった。

2月13日、中3週で迎えた13戦目は、品川オープン（大井ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は和田譲治騎手（9戦5勝）。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず7着に敗れた。

2月26日、中1週で馬体重を前走から13kg減らして迎えた14戦目は、ブリリアントカップトライアル（大井ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で和田譲治騎手（10戦5勝）。14頭立ての6番人気で13番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず8着に敗れた。

3月19日、中2週で迎えた15戦目は、隅田川オープン（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で和田譲治騎手（11戦5勝）。15頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず10着に敗れた。

4月11日、中2週で迎えた16戦目は、モルガナイト賞（大井ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は本橋孝太騎手（1戦0勝）。15頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位争いには参加できず8着に敗れた。

4月25日、中1週で迎えた17戦目は、日本橋賞（大井ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は和田譲治騎手（12戦5勝）。10頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず6着に終わった。