シゲルヘビザ（2010年生、母タイキフローラ）

シゲルヘビザ（2010年3月11日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋へび座」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のアドマイヤドン（当時11歳）と交配したタイキフローラが11歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は沖田忠幸。戦績は、中央平地16戦1勝2着1回、中央障害10戦1勝、地方3戦0勝。主な勝ち鞍は2013年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

1歳のとき、沖田忠幸から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、森中蕃によって210万円で落札された。

鈴木孝志厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2012年）

6月30日、デビュー戦は松田大作騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中京芝1400m 晴/良）に出走。馬体重は468kg。11頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。かなりのハイペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始4番手を追走。直線では息の長い末脚を披露し、3着に入り込んだ。

7月22日、中2週で迎えた2戦目は、松山弘平騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中京芝1400m 曇/稍重）に出走。11頭立ての4番人気で大外11番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、馬場の外目を回って7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では力強いフットワークでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

8月12日、中2週で迎えた3戦目は、和田竜二騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（新潟芝1400m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての2番人気に推されて大外16番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では全く伸びず11着に敗れた。

9月8日、中3週で迎えた4戦目は、2歳未勝利（阪神ダート1400m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は松田大作騎手（1戦0勝）。16頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。壮絶なハイペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず9着に敗れた。

10月1日、中2週で迎えた5戦目は、2歳未勝利（阪神芝1800m 外回り曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で松田大作騎手（2戦0勝）。14頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。逃げる形となり、少々速いペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はスピードが落ちてしまい10着に終わった。

3歳（2013年）

2月23日、約5か月の休み明けで迎えた6戦目は、3歳未勝利（小倉芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は松山弘平騎手（1戦0勝）。18頭立ての9番人気で17番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では伸びが劣勢になり最後はマリンルックと並んで8着同着となった。

3月16日、中2週で迎えた7戦目は、太宰啓介騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。15頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では目立つような脚を使えず8着に終わった。

4月14日、中3週で迎えた8戦目は、国分恭介騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。16頭立ての13番人気で13番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では上がり4位タイの末脚を繰り出したが上位争いには加われず6着に終わった。

5月5日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた9戦目は、3歳未勝利（京都芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は松山弘平騎手（2戦0勝）。18頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、リードを2馬身以上保って、平均的なペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち味のファイティングスピリットで最後まで奮闘したが、プラチナテーラーに交わされて1馬身1/4差の2着となった。

5月18日、中1週で迎えた10戦目は、3歳未勝利（京都芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で松山弘平騎手（3戦0勝）。18頭立ての5番人気で大外18番ゲートからスタート。逃げを打ち、若干遅いペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では天稟の闘志でゴールまで力走し、3着に入った。

6月8日、中2週で迎えた11戦目は、幸英明騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神芝1400m 晴/良）に出走。18頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではあとひと押しが足りず、4着に終わった。

6月15日、連闘で迎えた12戦目は、北村友一騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神芝1600m 外回り曇/良）に出走。18頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、ミドルペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では不屈の敢闘精神で渋太く末脚を持続させて、最後は2着のコスモサリーを半馬身振り切って待望の初勝利を挙げた。

9月15日、約3か月の休養明けで迎えた13戦目は、3歳以上500万下（阪神芝1600m 外回り雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で北村友一騎手（1戦1勝）。18頭立ての7番人気で16番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。最後はバテてしまい15着に敗れた。

10月6日、中2週で迎えた14戦目は、城戸義政騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（新潟芝1800m 外回り晴/良）に52kgの軽斤量で出走。18頭立ての6番人気で15番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚色が衰えて10着に敗れた。

11月2日、中3週で迎えた15戦目は、岡田祥嗣騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下の二本松特別（福島芝1800m 晴/良）に出走。11頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。果敢に端をきり、若干緩いペースで一団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はガス欠状態になり7着に終わった。

11月17日、中1週で迎えた16戦目は、3歳以上500万下（福島芝2600m 晴/良）に出走。鞍上は国分恭介騎手（1戦0勝）。16頭立ての11番人気で12番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、ややスローペースでレースを牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では末脚に勢いがなく10着に終わった。

4歳（2014年）

1月18日、中8週で迎えた17戦目は、中村将之騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（中京障害芝3000m 晴/良）に出走。14頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。5着に終わった。

3月1日、中5週で迎えた18戦目は、障害4歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート2970m 曇）に出走。鞍上は2戦連続で中村将之騎手（1戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。5着に終わった。

3月16日、中1週で迎えた19戦目は、障害4歳以上未勝利（中京障害芝3000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で中村将之騎手（2戦0勝）。13頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のヘリオスフィアに1馬身半の差をつけて勝利をモノにする

4月12日、中3週で迎えた20戦目は、障害4歳以上オープン（福島障害芝2750m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で中村将之騎手（3戦1勝）。14頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。競走中止となった。

7月19日、約3か月半の休み明けで迎えた21戦目は、田村太雅騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上オープン（中京障害芝3330m 雨/良）に出走。8頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。3着に入り込んだ。

8月23日、中4週で迎えた22戦目は、障害3歳以上オープン（小倉障害芝2900m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田村太雅騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で大外10番ゲートからスタート。4着に終わった。

9月20日、中3週で迎えた23戦目は、J・G3の阪神ジャンプステークス（阪神障害芝3140m 曇/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は3戦連続で田村太雅騎手（2戦0勝）。13頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。8着に終わった。

11月15日、中7週で迎えた24戦目は、高野和馬騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上オープン（福島障害芝2800m 小雨/良）に出走。14頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。14着に敗れた。

12月13日、中3週で迎えた25戦目は、黒岩悠騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上オープン（中京障害芝3300m 晴/良）に出走。14頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。14着に終わった。

5歳（2015年）

8月1日、約7か月半の休み明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた26戦目は、J・G3の小倉サマージャンプ（小倉障害芝3390m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で黒岩悠騎手（1戦0勝）。8頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。7着に終わった。

9月20日、中6週で馬体重を前走から9kg絞って迎えた27戦目は、山下裕貴騎手を鞍上に迎えて、日向灘特別（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。8頭立ての3番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず8着に敗れた。

10月4日、中1週で迎えた28戦目は、国見岳特別（佐賀ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山下裕貴騎手（1戦0勝）。8頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい7着に終わった。

10月17日、中1週で迎えた29戦目は、児島真二騎手を鞍上に迎えて、3歳以上A2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。7頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず7着に終わった。