ユメノシラベ（2018年生、母ユメノキラメキ）

Yumeno Shirabe

2018.01.24

ユメノシラベ（2018年1月24日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「夢の調べ」。毛色は栗毛。種牡馬のゴールドアリュール（当時19歳）と交配したユメノキラメキが12歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道千歳市、生産者は社台ファーム。

経歴

デビュー前

小笠倫弘厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2020年）

10月3日、デビュー戦は石橋脩騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は492kg。16頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、5着に終わった。

10月17日、中1週で迎えた2戦目は、岩田望来騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（新潟ダート1200m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではもうひとつ伸びを欠き、4着に終わった。

12月20日、中8週で迎えた3戦目は、牝馬限定の2歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は石橋脩騎手（1戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。壮絶なハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では見所を作れず6着に敗れた。

3歳（2021年）

2月14日、中7週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（東京ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で石橋脩騎手（2戦0勝）。16頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では卓出した伸び脚で驀進したが、勝ったアラカザームにねじ伏せられて4馬身差の2着となった。

3月7日、中2週で迎えた5戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（中山ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で石橋脩騎手（3戦0勝）。16頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。主導権を奪い、非常に速いペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の忍耐力で最後まで踏ん張ったが、ミヤコノアカリに交わされて3馬身差の2着となった。

3月28日、中2週で迎えた6戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（中山ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で石橋脩騎手（4戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて7番ゲートからスタート。端を取り切り、ミドルペースでレースを引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚勢が衰えて14着に敗れた。

6月1日、中8週で迎えた7戦目は、森泰斗騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のツイントップ特別（浦和ダート1400m 晴/重）に出走。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前のタフネスで根気強く脚を伸ばしたが、勝ったキャッスルトップに詰め切れず、6馬身差の2着に敗北した。

8月17日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から14kg増やして迎えた8戦目は、加藤聡一騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の名古屋チャレンジカップ ラズベリー賞（名古屋ダート1400m 雨/不良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、で一団を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では余力が残っておらず10着に敗れた。