ウィキウィキ（2004年生、母リアルナンバー）

Wikiwiki

2004.02.10

ウィキウィキ（2004年2月10日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「急げ急げ（ハワイ語）」。毛色は鹿毛。種牡馬のフレンチデピュティ（当時12歳）と交配したリアルナンバーが8歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道勇払郡早来町、生産者はノーザンファーム。戦績は、中央平地5戦1勝2着3回。主な勝ち鞍は2007年の3歳未勝利(牝)。

経歴

デビュー前

当歳のとき、ノーザンファームから「セレクトセールサラブレッド当歳」に上場され、金子真人によって4,462.5万円で落札された。

松田国英厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2007年）

4月14日、デビュー戦は岩田康誠騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は502kg。16頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のセフティプラスワンに1馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

6月23日、中9週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた2戦目は、3歳以上500万下の城崎特別（阪神ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で岩田康誠騎手（1戦1勝）。14頭立ての3番人気に推されて13番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではスパッとキレる脚で猛進したが、勝ったウインルーセントにねじ伏せられて1馬身半差の2着に敗北した。

7月28日、中4週で馬体重を前走からさらに10kg増やして迎えた3戦目は、3歳以上500万下（函館ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で岩田康誠騎手（2戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。端を取り切り、ややスローペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のタフネスでしぶとく走り抜いたが、ロリンザーユーザーにクビ差交わされて2着に甘んじた。

8月25日、中3週で迎えた4戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で岩田康誠騎手（3戦1勝）。13頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、緩いペースで一団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚色がやや鈍り、4着に終わった。

12月1日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から10kg減らして迎えた5戦目は、上村洋行騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下の沓掛特別（中京ダート1700m 晴/良）に出走。13頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、やや緩いペースで馬群を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち味の心肺能力で最後まで奮戦したが、ショウナンラノビアにクビ差交わされて2着に惜敗した。