ハイアンドマイティ（1992年生、母ウラカワシンボル）

ハイアンドマイティ（1992年3月28日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は芦毛。種牡馬のメンデス（当時11歳）と交配したウラカワシンボルが15歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は川崎清。戦績は、中央平地10戦1勝2着1回、地方50戦0勝2着3回。主な勝ち鞍は1994年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

中野渡清一厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（1994年）

7月17日、デビュー戦は蛯名正義騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳新馬（新潟芝1000m 晴/良）に出走。馬体重は436kg。9頭立ての8番人気で大外9番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では持ち前のタフネスで根気強く脚を伸ばしたが、抜け出したバーミューダローズを捕まえ切れず、1馬身差の2着となった。

7月31日、中1週で迎えた2戦目は、3歳新馬（新潟芝1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で蛯名正義騎手（1戦0勝）。6頭立ての2番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では見所を作れず3着に敗れた。

10月22日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から22kg増やして迎えた3戦目は、加藤和宏騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート1200m 曇/不良）に出走。ダート戦への出走は初となった。8頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では天性の負けじ魂を発揮してゴールまで力闘したが、3着に終わった。

11月5日、中1週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（東京ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で加藤和宏騎手（1戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では豪脚を爆発させて先頭に躍り出て、最後は2着のオグリテイオーに2馬身半の差をつけて未勝利戦を制した。

11月19日、中1週で迎えた5戦目は、3歳500万下の3歳抽せん馬特別（東京ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で加藤和宏騎手（2戦1勝）。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では切れる脚を使えず6着に敗れた。

3歳（1995年）

1月29日、中9週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた6戦目は、4歳500万下（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で加藤和宏騎手（3戦1勝）。13頭立ての13番人気で9番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はバタバタになってしまい10着に終わった。

2月11日、中1週で迎えた7戦目は、4歳500万下（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で加藤和宏騎手（4戦1勝）。10頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後は減速してしまい10着に終わった。

3月4日、中2週で迎えた8戦目は、4歳500万下（中山ダート1800m 小雨/不良）に出走。鞍上は6戦連続で加藤和宏騎手（5戦1勝）。8頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい6着に終わった。

4月8日、中4週で迎えた9戦目は、4歳500万下（中山芝1200m 外回り晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で加藤和宏騎手（6戦1勝）。13頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず8着に終わった。

4月30日、中2週で迎えた10戦目は、4歳500万下（東京芝1400m 曇/重）に出走。鞍上は8戦連続で加藤和宏騎手（7戦1勝）。13頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始8番手を追走。最後はガス欠状態になり13着に終わった。

7月4日、中8週で迎えた11戦目は、佐々木竹見騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の織り姫特別 2組（川崎ダート1600m 曇/不良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。3着に終わった。

8月8日、中4週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた12戦目は、3歳戦のサルビア特別 2組（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐々木竹見騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。9着に敗れた。

8月23日、中1週で迎えた13戦目は、3歳戦のひまわり特別 2組（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で佐々木竹見騎手（2戦0勝）。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。7着に敗れた。

9月13日、中2週で迎えた14戦目は、3歳戦の芙蓉特別 1組（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で佐々木竹見騎手（3戦0勝）。11頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。4着を確保した。

10月7日、中2週で迎えた15戦目は、3歳戦の尾花特別 1組（川崎ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で佐々木竹見騎手（4戦0勝）。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。最後は、勝ったフジノワンダーから3/4馬身差の2着となった。

10月25日、中2週で迎えた16戦目は、C1 C2（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で佐々木竹見騎手（5戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。6着に敗れた。

12月14日、中6週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた17戦目は、一般C1五（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で佐々木竹見騎手（6戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。11着に敗れた。

12月30日、中1週で迎えた18戦目は、ホワイトホース賞（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で佐々木竹見騎手（7戦0勝）。11頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。9着に敗れた。

4歳（1996年）

1月22日、中2週で迎えた19戦目は、一般C1三四（川崎ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で佐々木竹見騎手（8戦0勝）。12頭立ての7番人気で大外12番ゲートからスタート。6着に終わった。

2月13日、中2週で迎えた20戦目は、一般C1三四（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で佐々木竹見騎手（9戦0勝）。10頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。3着を確保した。

2月28日、中1週で迎えた21戦目は、一般C1五（川崎ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は11戦連続で佐々木竹見騎手（10戦0勝）。12頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。7着に敗れた。

3月17日、中2週で迎えた22戦目は、一般C1四（川崎ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は12戦連続で佐々木竹見騎手（11戦0勝）。10頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。9着に終わった。

4月20日、中4週で迎えた23戦目は、中地健夫騎手を鞍上に迎えて、一般C1四（川崎ダート1500m 曇/不良）に出走。9頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。3着を確保した。

5月3日、中1週で迎えた24戦目は、一般C1四（川崎ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で中地健夫騎手（1戦0勝）。12頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。9着に終わった。

5月20日、中1週で迎えた25戦目は、一般C1四（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で中地健夫騎手（2戦0勝）。12頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。9着に終わった。

6月24日、中4週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた26戦目は、板垣吉則騎手を鞍上に迎えて、一般B2イ（上山ダート1700m 曇/良）に出走。10頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。8着に終わった。

7月9日、中1週で迎えた27戦目は、鈴木義久騎手を鞍上に迎えて、B2イ（上山ダート1700m 曇/稍重）に出走。10頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。10着に終わった。

7月21日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた28戦目は、一般B2ロ（上山ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は板垣吉則騎手（1戦0勝）。7頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。6着に終わった。

8月6日、中1週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた29戦目は、徳留五月騎手を鞍上に迎えて、一般B2イ（上山ダート1700m 晴/良）に出走。10頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。9着に終わった。

8月20日、中1週で迎えた30戦目は、山中初騎手を鞍上に迎えて、一般B1ロ（上山ダート1700m 晴/良）に出走。9頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。9着に終わった。

9月2日、中1週で迎えた31戦目は、一般B2イ（上山ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は板垣吉則騎手（2戦0勝）。8頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。8着に終わった。

9月16日、中1週で迎えた32戦目は、一般B1ロ（上山ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は徳留五月騎手（1戦0勝）。7頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。7着に終わった。

10月14日、中3週で迎えた33戦目は、一般B2イ（上山ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は板垣吉則騎手（3戦0勝）。9頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。8着に終わった。

10月29日、中1週で迎えた34戦目は、一般B1ロ（上山ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で板垣吉則騎手（4戦0勝）。10頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。10着に終わった。

11月12日、中1週で迎えた35戦目は、一般B1ロ（上山ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は徳留五月騎手（2戦0勝）。9頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。8着に終わった。

11月25日、中1週で迎えた36戦目は、一般B2イ（上山ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は板垣吉則騎手（5戦0勝）。10頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。10着に終わった。

5歳（1997年）

2月15日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から13kg増やして迎えた37戦目は、大隅三喜男騎手を鞍上に迎えて、水仙特別（宇都宮ダート1500m 曇/良）に出走。9頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。7着に終わった。

3月3日、中1週で迎えた38戦目は、おうし座特別（足利ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で大隅三喜男騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。7着に終わった。

3月16日、中1週で迎えた39戦目は、平沢則雄騎手を鞍上に迎えて、ヒヤシンス特別（宇都宮ダート1500m 曇/稍重）に出走。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。10着に敗れた。

4月5日、中2週で迎えた40戦目は、古澤泰博騎手を鞍上に迎えて、一般B2（宇都宮ダート1500m 曇/良）に出走。9頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったテンマダイリンから2馬身差の2着となった。

4月20日、中1週で迎えた41戦目は、一般B2（宇都宮ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で古澤泰博騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。9着に敗れた。

5月1日、中1週で迎えた42戦目は、牡丹特別（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で古澤泰博騎手（2戦0勝）。10頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。9着に終わった。

5月15日、中1週で迎えた43戦目は、一般B2 B3（宇都宮ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で古澤泰博騎手（3戦0勝）。8頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。6着に終わった。

5月27日、中1週で迎えた44戦目は、一般B2（足利ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で古澤泰博騎手（4戦0勝）。8頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。3着を確保した。

6月5日、連闘で迎えた45戦目は、オンシジュウム特別（足利ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で古澤泰博騎手（5戦0勝）。9頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。8着に終わった。

7月7日、中4週で迎えた46戦目は、名草川特別（足利ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で古澤泰博騎手（6戦0勝）。8頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。3着を確保した。

7月22日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた47戦目は、コマクサ特別（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で古澤泰博騎手（7戦0勝）。9頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。4着に終わった。

8月11日、中2週で迎えた48戦目は、カンナ特別（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で古澤泰博騎手（8戦0勝）。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。4着に敗れた。

9月6日、中3週で迎えた49戦目は、小野三夫騎手を鞍上に迎えて、萩特別（宇都宮ダート1500m 曇/良）に出走。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。7着に敗れた。

9月19日、中1週で迎えた50戦目は、内田利雄騎手を鞍上に迎えて、しらさぎ特別（足利ダート1700m 晴/不良）に出走。9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったモリユウセブンから5馬身差の2着となった。

10月3日、中1週で迎えた51戦目は、山口竜一騎手を鞍上に迎えて、キンレンカ特別（足利ダート1700m 晴/良）に出走。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。5着に敗れた。

10月20日、中1週で迎えた52戦目は、高橋和宏騎手を鞍上に迎えて、釜川特別（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。10頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。9着に終わった。

11月3日、中1週で迎えた53戦目は、長島茂夫騎手を鞍上に迎えて、仲冬特別（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。10頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。8着に終わった。

11月17日、中1週で迎えた54戦目は、小林秀昭騎手を鞍上に迎えて、晩秋特別（宇都宮ダート1500m 曇/不良）に出走。10頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。4着に終わった。

12月2日、中1週で迎えた55戦目は、シクラメン特別（宇都宮ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で小林秀昭騎手（1戦0勝）。10頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。7着に終わった。

12月15日、中1週で迎えた56戦目は、鈴木正騎手を鞍上に迎えて、行道山特別（足利ダート1700m 晴/良）に出走。8頭立ての8番人気で大外8番ゲートからスタート。6着に終わった。

6歳（1998年）

6月6日、約6か月の休養明けで馬体重を前走から10kg減らして迎えた57戦目は、シャクナゲ特別（宇都宮ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は小野三夫騎手（1戦0勝）。8頭立ての7番人気で大外8番ゲートからスタート。8着に終わった。

6月20日、中1週で迎えた58戦目は、松田川特別（足利ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は大隅三喜男騎手（2戦0勝）。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。10着に終わった。

7月15日、中3週で迎えた59戦目は、一般B3（宇都宮ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で大隅三喜男騎手（3戦0勝）。12頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。11着に終わった。

8月10日、中3週で迎えた60戦目は、藤本靖騎手を鞍上に迎えて、ハマユウ特別（宇都宮ダート1600m 晴/良）に出走。8頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。8着に終わった。