チームブザービート（2008年生、母リバービックワン）

チームブザービート（2008年3月20日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のウインラディウス（当時10歳）と交配したリバービックワンが10歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は鹿嶋牧場。戦績は、地方16戦2勝2着3回。主な勝ち鞍は2012年の一般C2十二十三。

経歴

デビュー前

山浦武厩舎（船橋）へ入厩。

3歳（2011年）

2月25日、デビュー戦は山田信大騎手を鞍上に据えて、3歳（船橋ダート1200m 晴/稍重）に出走。馬体重は480kg。11頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。苛烈なペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい5着に終わった。

5月5日、中9週で馬体重を前走から13kg減らして迎えた2戦目は、3歳（船橋ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で山田信大騎手（1戦0勝）。11頭立ての5番人気で大外11番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

6月2日、中3週で迎えた3戦目は、3歳（浦和ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で山田信大騎手（2戦0勝）。12頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

6月23日、中2週で迎えた4戦目は、3歳（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で山田信大騎手（3戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。苛烈なペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい5着に敗れた。

7月7日、中1週で迎えた5戦目は、3歳（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で山田信大騎手（4戦0勝）。12頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では矢のような伸びで猛進したが、勝ったレオレジェンドにねじ伏せられてハナ差の2着となった。

7月21日、中1週で迎えた6戦目は、3歳（船橋ダート1500m 晴/不良）に出走。鞍上は6戦連続で山田信大騎手（5戦0勝）。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。端に立ち、平均的なペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではしぶとく脚を伸ばしたが、イントゥルーダーに交わされて4馬身差の2着となった。

8月23日、中4週で迎えた7戦目は、3歳（船橋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は7戦連続で山田信大騎手（6戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では見せ場を作れず8着に敗れた。

4歳（2012年）

4月25日、約8か月の休み明けで迎えた8戦目は、一般C3九十（浦和ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で山田信大騎手（7戦0勝）。11頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。先頭に立ち、ミドルペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のメビウスフォンテンに2馬身半の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

5月18日、中2週で迎えた9戦目は、一般C3一二（川崎ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は9戦連続で山田信大騎手（8戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを先頭で通過。直線では持ち前のしぶとさで最後まで脚を伸ばしたが、ヴァイタルジョワに交わされて2馬身差の2着に敗北した。

6月22日、中4週で迎えた10戦目は、一般C2十二十三（船橋ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は10戦連続で山田信大騎手（9戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のオースミストーンに2馬身の差をつけて2勝目を掴み取った。

7月20日、中3週で迎えた11戦目は、一般C2五六（船橋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は11戦連続で山田信大騎手（10戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、少し遅いペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚色がやや鈍り、3着に終わった。

5歳（2013年）

5月29日、約10か月半の休み明けで馬体重を前走から12kg減らして迎えた12戦目は、一般C3七八（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は12戦連続で山田信大騎手（11戦2勝）。11頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では目立つような脚を使えず11着に敗れた。

9月9日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から11kg戻して迎えた13戦目は、一般C3四（船橋ダート1000m 晴/不良）に出走。鞍上は13戦連続で山田信大騎手（12戦2勝）。14頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では見せ場なく14着に敗れた。

9月24日、中1週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた14戦目は、一般C3六七ア（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は14戦連続で山田信大騎手（13戦2勝）。12頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では伸びを欠き12着に敗れた。

10月9日、中1週で迎えた15戦目は、内田利雄騎手を鞍上に迎えて、一般C3六七（川崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。12頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず12着に終わった。

10月29日、中2週で迎えた16戦目は、一般C3六（船橋ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は山田信大騎手（14戦2勝）。12頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。最後は一杯になって11着に敗れた。