ビゼンコウキ（1993年生、母バニラエッセンス）

Bizen Koki

1993.04.19

ビゼンコウキ（1993年4月19日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のテンパレートシル（当時9歳）と交配したバニラエッセンスが8歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は青森県、生産者は（有）明成牧場。戦績は、中央平地12戦0勝2着1回、中央障害1戦0勝。

経歴

デビュー前

成宮明光厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（1995年）

12月2日、デビュー戦は岩部純二騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山芝1600m 外回り 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。馬体重は472kg。15頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では矢のような伸び脚で猛追したが、勝ったスプリングマジックに詰め切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

12月16日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた2戦目は、3歳新馬（中山芝1600m 外回り 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で岩部純二騎手（1戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、極端なハイペースでレースを牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚色がやや衰え、5着に終わった。

3歳（1996年）

4月13日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から16kg戻して迎えた3戦目は、4歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は3戦連続で岩部純二騎手（2戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、厳しいペースで馬群を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では終いの伸びを欠き、3着に終わった。

4月28日、中1週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた4戦目は、4歳未勝利（東京芝1600m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で岩部純二騎手（3戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は勢いを失って9着に敗れた。

5月18日、中2週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（東京芝1600m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は5戦連続で岩部純二騎手（4戦0勝）。18頭立ての5番人気で13番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後は一杯になって14着に敗れた。

6月9日、中2週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（札幌ダート1700m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は6戦連続で岩部純二騎手（5戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線ではいい脚を見せられず7着に敗れた。

6月16日、連闘で迎えた7戦目は、4歳未勝利（札幌ダート1000m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は7戦連続で岩部純二騎手（6戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では詰めが甘くなり、4着に終わった。

7月7日、中2週で迎えた8戦目は、4歳未勝利（札幌芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で岩部純二騎手（7戦0勝）。14頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

7月20日、中1週で迎えた9戦目は、4歳未勝利（札幌芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で岩部純二騎手（8戦0勝）。15頭立ての5番人気で大外15番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では見所を作れず8着に敗れた。

10月6日、約2か月半の間隔を開けて迎えた10戦目は、蛯沢誠治騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（新潟芝1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では強靭な末脚を繰り出したが、3着に終わった。

10月20日、中1週で迎えた11戦目は、藤原英幸騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（新潟芝1600m 外回り 曇/稍重）に出走。18頭立ての6番人気で17番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚を伸ばせず10着に敗れた。

11月10日、中2週で迎えた12戦目は、4歳未勝利（新潟芝1400m 外回り 晴/重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は岩部純二騎手（9戦0勝）。14頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では天性のガッツでゴールまで力闘し、4着を確保した。

4歳（1997年）

2月1日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から20kg増やして迎えた13戦目は、栗原洋一騎手を鞍上に迎えて、障害5歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3100m 晴）に出走。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。7着に敗れた。