ディープエコロジー（2018年生、母ワンファインデイ）

ディープエコロジー（2018年4月13日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「母父名の一部+父名の一部」。毛色は鹿毛。種牡馬のクリーンエコロジー（当時10歳）と交配したワンファインデイが6歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は千代田牧場。主な勝ち鞍は2020年の2歳新馬。

経歴

デビュー前

宮田敬介厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2020年）

6月28日、デビュー戦は菱田裕二騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（函館芝1200m 曇/稍重）に出走。馬体重は422kg。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。端を奪い、息の入らないペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一歩一歩着実に差を詰めて、最後は2着のストーンフェンスをクビ差振り切って初白星を挙げた。

7月18日、中2週で迎えた2戦目は、2歳G3の函館2歳ステークス（函館芝1200m 曇/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は2戦連続で菱田裕二騎手（1戦1勝）。15頭立ての13番人気で9番ゲートからスタート。極端なハイペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを12番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず10着に終わった。

8月23日、中4週で迎えた3戦目は、岩田康誠騎手を鞍上に迎えて、2歳オープンのクローバー賞（札幌芝1500m 晴/良）に出走。14頭立ての7番人気で大外14番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始9番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず9着に敗れた。

11月15日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から10kg増やして迎えた4戦目は、2歳オープンの福島2歳ステークス（福島芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は菱田裕二騎手（2戦1勝）。16頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり7着に終わった。

3歳（2021年）

3月14日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から6kg絞って迎えた5戦目は、菅原明良騎手を鞍上に迎えて、3歳1勝クラス（中山芝1200m 外回り晴/重）に出走。15頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では伸びが鈍く15着に終わった。

7月4日、約3か月半の休養明けで迎えた6戦目は、野中悠太郎騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（福島芝1200m 小雨/良）に出走。16頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず12着に終わった。

4歳（2022年）

4月13日、約9か月半の休養明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた7戦目は、服部茂史騎手を鞍上に迎えて、日高町観光まちづくり協会特別（門別ダート1200m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。12頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後はバテてしまい9着に敗れた。

5月3日、中2週で迎えた8戦目は、カタクリ特別（門別ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で服部茂史騎手（1戦0勝）。8頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では伸びが劣勢になり4着に終わった。

5月12日、連闘で迎えた9戦目は、ツツジ特別（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で服部茂史騎手（2戦0勝）。7頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では目の覚めるような末脚を爆発させて先頭をうかがい、最後は2着のスティールフェスタをクビ差振り切って久々に白星を挙げた。

6月8日、中3週で迎えた10戦目は、秩父別キュービックフェス特別（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で服部茂史騎手（3戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚色が悪くなり8着に敗れた。

6月28日、中2週で迎えた11戦目は、匠の味!ほべつメロン特別（門別ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で服部茂史騎手（4戦1勝）。8頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では切れる脚を使えず6着に終わった。

8月6日、中5週で馬体重を前走から15kg減らして迎えた12戦目は、林謙佑騎手を鞍上に迎えて、一般C3-3（高知ダート1400m 晴/重）に出走。12頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では伸びあぐねて5着に敗れた。

8月27日、中2週で馬体重を前走から12kg戻して迎えた13戦目は、スイハ誕生日記念特別（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で林謙佑騎手（1戦0勝）。11頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線に入ると、前で粘るノーブルアトラスを凄まじい末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて3勝目を奪取した。

9月10日、中1週で迎えた14戦目は、一般C2-4（高知ダート1300m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で林謙佑騎手（2戦1勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く4着に敗れた。

10月9日、中3週で迎えた15戦目は、郷間勇太騎手を鞍上に迎えて、木口拡誕生日記念特別（高知ダート1300m 曇/不良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のエリーザをアタマ差振り切って1着ゴールを果たした。

10月16日、連闘で迎えた16戦目は、スイフヨウ特別（高知ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は林謙佑騎手（3戦1勝）。8頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く6着に終わった。

10月30日、中1週で迎えた17戦目は、一般C3-6（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で林謙佑騎手（4戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では途轍もない末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のメイショウワダイコに2馬身半の差をつけて1着ゴールを果たした。

11月13日、中1週で迎えた18戦目は、ツワブキ特別（高知ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で林謙佑騎手（5戦2勝）。7頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、で一団を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では末脚がパッとせず6着に敗れた。

11月27日、中1週で迎えた19戦目は、葉山街道特別（高知ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で林謙佑騎手（6戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。逃げを打ち、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の勝負根性でしぶとく走り抜いたが、ルミナスゲートに交わされて1馬身半差の2着に敗北した。

12月11日、中1週で迎えた20戦目は、赤岡修次騎手を鞍上に迎えて、一般C3-2（高知ダート1300m 晴/重）に出走。11頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚がパッとせず7着に敗れた。

12月29日、中2週で迎えた21戦目は、C3-2（高知ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で赤岡修次騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では今一つ伸び切れず4着に敗れた。

5歳（2023年）

1月9日、中1週で迎えた22戦目は、やすちゃん末広り特別（高知ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で赤岡修次騎手（2戦0勝）。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では自慢の末脚を爆発させて、最後は2着のメイショウカリスマを半馬身振り切って6勝目を挙げた。

1月24日、中1週で迎えた23戦目は、全日本新人王争覇戦第2戦（高知ダート1400m 雪/不良）に出走。鞍上は4戦連続で赤岡修次騎手（3戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では猛烈な末脚を爆発させて楽々と抜け出し、最後は2着のアヴァントに3馬身の差をつけて7勝目をつかんだ。

2月8日、中1週で迎えた24戦目は、市原仁奈お誕生日特別（高知ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は林謙佑騎手（7戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず4着に敗れた。

2月14日、連闘で迎えた25戦目は、嫉妬の炎特別（高知ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は赤岡修次騎手（4戦2勝）。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では天性の敢闘精神でゴールまで力闘したが、3着に終わった。

3月1日、中1週で迎えた26戦目は、アメガエリの滝特別（高知ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は郷間勇太騎手（1戦1勝）。8頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では見せ場を作れず6着に敗れた。

3月7日、連闘で迎えた27戦目は、広島県もみじ特別（高知ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は赤岡修次騎手（5戦2勝）。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではあとひと押しが足りず、3着に終わった。

3月22日、中1週で迎えた28戦目は、伊尾木洞特別（高知ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は郷間勇太騎手（2戦1勝）。8頭立ての5番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚が振るわず7着に終わった。

3月28日、連闘で迎えた29戦目は、フナバシボンバー特別（高知ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は赤岡修次騎手（6戦2勝）。10頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり5着に終わった。

4月9日、中1週で迎えた30戦目は、一般C1-2（高知ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で赤岡修次騎手（7戦2勝）。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚が振るわず6着に敗れた。

4月23日、中1週で迎えた31戦目は、ファイナルレース（高知ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で赤岡修次騎手（8戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚を伸ばせず7着に敗れた。

5月7日、中1週で迎えた32戦目は、一般C1-3（高知ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は林謙佑騎手（8戦2勝）。9頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、でレースを進める。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く8着に終わった。

5月21日、中1週で迎えた33戦目は、畑中信司騎手を鞍上に迎えて、一般C1-2（高知ダート1300m 晴/重）に出走。10頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。端を奪う形となり、で馬群を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は垂れてしまい7着に終わった。

6月11日、中2週で迎えた34戦目は、一般C1-3（高知ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は赤岡修次騎手（9戦2勝）。11頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。先頭に立ち、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のタフネスでしぶとく走り抜いたが、ニシノキントウンに交わされて3馬身差の2着となった。

6月25日、中1週で迎えた35戦目は、双名島特別（高知ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は林謙佑騎手（9戦2勝）。11頭立ての10番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線ではいいところがなく10着に終わった。

7月13日、中2週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた36戦目は、加藤聡一騎手を鞍上に迎えて、名古屋チャレンジカップアポロ賞（名古屋ダート1500m 曇/不良）に出走。10頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く6着に終わった。

7月28日、中1週で迎えた37戦目は、穴子特別（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で加藤聡一騎手（1戦0勝）。8頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、で馬群を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では伸びを欠き4着に終わった。

8月11日、中1週で迎えた38戦目は、ハイビスカス特別（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で加藤聡一騎手（2戦0勝）。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は勢いを失って9着に敗れた。

8月25日、中1週で迎えた39戦目は、宮下瞳騎手を鞍上に迎えて、真鰺特別（名古屋ダート1500m 晴/重）に出走。8頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず8着に終わった。

9月7日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた40戦目は、疾走特別（名古屋ダート920m 晴/重）に出走。鞍上は加藤聡一騎手（3戦0勝）。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず10着に敗れた。

10月4日、中3週で馬体重を前走から12kg戻して迎えた41戦目は、鱸特別（名古屋ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で加藤聡一騎手（4戦0勝）。11頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では目立つような脚を使えず11着に終わった。