エーシンリフトオフ（2010年生、母メンフィスベル）

エーシンリフトオフ（2010年4月29日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋ロケットが飛び立つ瞬間」。毛色は栗毛。種牡馬のタイキシャトル（当時16歳）と交配したメンフィスベルが11歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は栄進牧場。戦績は、中央平地1戦0勝、地方5戦2勝。主な勝ち鞍は2014年の4歳以上C2。

経歴

デビュー前

野中賢二厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2012年）

12月16日、デビュー戦は吉田隼人騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中京ダート1800m 晴/重）に出走。馬体重は486kg。11頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では伸びが鈍く9着に敗れた。

4歳（2014年）

1月23日、約13か月半の休み明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた2戦目は、田中学騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2二（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では脚が残っておらず6着に敗れた。

2月11日、中2週で迎えた3戦目は、木村健騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2三（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず4着に敗れた。

2月26日、中1週で迎えた4戦目は、4歳以上C2三（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で木村健騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るアイジョウイッパイを鬼脚でクビ差だけ差し切って初勝利を挙げた。

3月14日、中1週で迎えた5戦目は、大日本プロレスカップ（園田ダート1700m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で木村健騎手（2戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では全く伸びず8着に敗れた。

3月26日、中1週で迎えた6戦目は、4歳以上C2（園田ダート1700m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で木村健騎手（3戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では豪快に終いの脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のタップシュートに2馬身半の差をつけて優勝