アサクサマーブル（1985年生、母モンテマリア）

Asakusa Marble

1985.03.18

アサクサマーブル（1985年3月18日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は栗毛。種牡馬のカネミノブ（当時11歳）と交配したモンテマリアが5歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）信岡牧場。戦績は、中央平地12戦0勝、中央障害3戦0勝。

経歴

デビュー前

富田六郎厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1988年）

4月24日、デビュー戦は菅野昭夫騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の4歳未勝利（東京ダート1600m 晴/良）に出走。馬体重は426kg。8頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は失速してしまい7着に終わった。

5月15日、中2週で迎えた2戦目は、田村正光騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（東京ダート1400m 小雨/良）に出走。9頭立ての6番人気で大外9番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では末脚が冴えず6着に終わった。

6月4日、中2週で迎えた3戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（東京ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は菅野昭夫騎手（1戦0勝）。12頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線ではいい脚を見せられず10着に終わった。

7月2日、中3週で迎えた4戦目は、藤原英幸騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳未勝利（福島芝1700m 曇/重）に50kgの軽斤量で出走。芝レースへの出走は初となった。14頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では上がり3位の末脚を見せたが上位争いには加われず6着に終わった。

8月13日、中5週で迎えた5戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（新潟芝1600m 外回り 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は菅野昭夫騎手（2戦0勝）。14頭立ての12番人気で13番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では見せ場を作れず10着に終わった。

8月28日、中1週で迎えた6戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（新潟芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で菅野昭夫騎手（3戦0勝）。9頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では見せ場なく4着に終わった。

9月25日、中3週で迎えた7戦目は、大崎昭一騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（新潟芝1600m 外回り 雨/不良）に出走。13頭立ての8番人気で大外13番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、4着に入り込んだ。

10月9日、中1週で迎えた8戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（福島芝1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で大崎昭一騎手（1戦0勝）。14頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では切れ味抜群の末脚を披露し、3着に入った。

10月30日、中2週で迎えた9戦目は、4歳未勝利（福島芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で大崎昭一騎手（2戦0勝）。14頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではいい脚を見せられず10着に敗れた。

11月20日、中2週で迎えた10戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（福島芝1800m 晴/不良）に出走。鞍上は菅野昭夫騎手（4戦0勝）。14頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを5番手で通過。直線では末脚を伸ばせず6着に敗れた。

12月4日、中1週で迎えた11戦目は、4歳以上400万下（中京芝1200m 曇/良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は藤原英幸騎手（1戦0勝）。16頭立ての15番人気で8番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では上がり4位の末脚を見せたが上位争いには参加できず11着に終わった。

12月17日、中1週で迎えた12戦目は、4歳以上400万下（中京芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は菅野昭夫騎手（5戦0勝）。16頭立ての15番人気で12番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では末脚を伸ばせず8着に終わった。

4歳（1989年）

2月5日、中6週で迎えた13戦目は、富田正信騎手を鞍上に迎えて、障害5歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3100m 晴）に出走。8頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。5着に終わった。

2月25日、中2週で迎えた14戦目は、障害5歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2700m 曇）に出走。鞍上は2戦連続で富田正信騎手（1戦0勝）。5頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。5着に終わった。

3月18日、中2週で迎えた15戦目は、牧之瀬幸夫騎手を鞍上に迎えて、障害5歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2700m 晴）に出走。8頭立ての3番人気で大外8番ゲートからスタート。競走中止となった。