ファビエンヌ（2022年生、母スノーイルナ）

Fabienne

2022.03.14

ファビエンヌ（2022年3月14日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「人名より」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のディスクリートキャット（当時19歳）と交配したスノーイルナが9歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は石郷岡 松太郎。主な勝ち鞍は2024年のしぶやダイバーシティ賞。

経歴

デビュー前

1歳のとき、石郷岡松太郎から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、によって円で落札された。

佐宗応和厩舎（大井）へ入厩。

2歳（2024年）

8月15日、デビュー戦は森泰斗騎手を鞍上に据えて、2歳（大井ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は436kg。6頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり3着に敗れた。

9月30日、中6週で迎えた2戦目は、2歳（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で森泰斗騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚色が衰えて10着に敗れた。

10月15日、中1週で迎えた3戦目は、2歳戦のしぶやダイバーシティ賞（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で森泰斗騎手（2戦0勝）。9頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、平均ペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では圧倒的な末脚を弾けさせて先頭を奪い、最後は2着のシンプルスマイルに2馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

11月8日、中2週で迎えた4戦目は、M.ミシェル騎手を鞍上に迎えて、2歳（大井ダート1200m 晴/良）に出走。11頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では伸びを欠き8着に敗れた。

12月7日、2歳1勝クラスの黒松賞（中山芝1200m 外回り 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続でM.ミシェル騎手（1戦0勝）。13頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位争いには加われず13着に終わった。

12月29日、中2週で迎えた6戦目は、和田譲治騎手を鞍上に迎えて、2歳（大井ダート1200m 晴/良）に出走。12頭立ての11番人気で大外12番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では決め手が足りず8着に終わった。

3歳（2025年）

1月17日、中2週で迎えた7戦目は、3歳（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で和田譲治騎手（1戦0勝）。11頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では決め手に欠いて9着に終わった。

9月18日、約8か月の休み明けで迎えた8戦目は、3歳（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上はM.ミシェル騎手（2戦0勝）。13頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では切れる脚を使えず6着に終わった。

10月7日、中2週で迎えた9戦目は、一般C2十一十二十三（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続でM.ミシェル騎手（3戦0勝）。11頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は失速してしまい8着に終わった。

10月22日、中1週で迎えた10戦目は、アマゾンオペラ賞（大井ダート1200m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続でM.ミシェル騎手（4戦0勝）。11頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではいい脚を見せられず9着に終わった。

11月12日、中2週で迎えた11戦目は、本田正重騎手を鞍上に迎えて、一般C2九十十一（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。14頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では伸びあぐねて12着に終わった。

12月3日、中2週で迎えた12戦目は、吉原寛人騎手を鞍上に迎えて、モンタナ賞（大井ダート1200m 曇/良）に出走。15頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では天授の勝負根性でゴールまで頑張り、4着を確保した。